今日は前の会社の懐かしいけど、それほど親しくもなかった
メンバーで偶発的に飲むことになった。
でも、意外に楽しかった。
私を含め、もうひとりの後輩はすでにその会社を退職しているのだが
やはり、共通の知り合いがいるっていうことでかなり話は盛り上がった。
で、次回は近所の焼き鳥屋さんで飲もうということで話がまとまり
お互いにメールアドレス交換したりして。
最近は、こうやってメールアドレスの交換とか気軽にできる
から便利よねぇ〜〜。

ところで、通勤中に読んでいた「遠い太鼓」村上春樹著を読み終えた。
村上春樹のエッセイを読むのは初めてだったので警戒?していたの
だけれど、予想外に面白くてびっくりした。
彼の小説は「ノルウェイの森」と「アンダーグラウンド」以外は
読んだことがなくて、今まで苦手としてきた作家だった。
だから、エッセイもどうなのかな〜?と思っていたが
とっても興味惹かれるエッセイであった。
「遠い太鼓」は彼が3年間ヨーロッパで暮らした様子を書いたものなの
だけれど、海外の様子を知る上でとても役に立つ。
ただ、彼が滞在していたころから、すでに十数年たっているので現在とは多少事情が変わっている可能性は否めない。
彼があれほどまでに憎んでいた(と表現しても過言ではないと思う)
ローマにしても多少変わっているかもしれないと思う。
いずれにしても、海外で生活することの大変さと楽しさをこのエッセイで
味わえるというお得な本である。超・お勧め。

さて、明日は例によって下高井戸シネマにて
「エターナルサンシャイン」を鑑賞予定。
これ、公開時に観たのだけれど、やっぱりもう一度観たいので観に行きます!
早くDVD発売されないかな〜と心待ちにしているほど、大大大好き!
脚本のチャーリー・カウフマンは「マルコビッチの穴」以来大好きなので
一番新しい作品としてすごく注目していたけれど、やっぱりスゴイ!!
「エターナルサンシャイン」は10点満点つけてもいいくらいに
私は好きです。
ストーリーはすでにわかっているので明日は細かいところを
もう一度観察してこようと思う。

ところで、2度観たら、以前とは違う感想を抱くのであろうか?

実はそういう経験が私にはある。
最初に映画館で観たときは「こんな映画のどこがいいんじゃ!」と
半分キレていたのだが、それから数年後、アメリカにいたとき、字幕なしで
テレビ放映された同じ映画を観たとき、何故かボロボロに泣いてしまった
映画があった。
「フォレスト・ガンプ」だった。
あれは一体なんであろうか?
いまだに自分でもよくわからない。
でも、「フォレスト・ガンプ」は今でも私の好きな映画である。
あれほど、最初と2回目の感じ方の落差がある映画は珍しい。
年齢を重ねないと理解できない感情がもたらした涙だったのであろうか。

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