神保町の古本屋さんにふらっと寄って偶然見つけました。
なんと!半額以下の1000円でゲット!
全然古本じゃないのによ?!何で安いのかよくわからないけど
とにかく、ラッキーでした。

3年くらい前から浮世絵というより北斎の絵が好きになって
展覧会があれば必ず行っていたのですが、同じ浮世絵師の
広重はさほど好きではありませんでした。
というより広重の絵はあまり見てなかったんだと思う。
北斎の絵があまりに強烈で・・・。
が、この前NHKで浮世絵の特集を見て、広重もいいなぁと思い始めた。
この大江戸名所百景は広重の描いた絵とその場所の古地図とが
セットになっている素晴らしい本です。

自然があって、四季があって、人々の暮らしが描かれている。
見ているだけで、楽しい。
あぁ〜できることならその時代に行ってみたい。

「クライマーズ・ハイ」の映画と原作
「クライマーズ・ハイ」の原作を読んでます。
映画を観た翌日には読みたくなって本屋さんへ。

おもしろい!!

ページを捲る指?手?どちらでもいいがとにかく止まらない。
映画も面白かったが、原作はもっと面白いねぇ。
この何とも言えない緊迫感がたまらん!
闘ってる男は文句なしにカッコイイ。
(それは悠木を堤真一に置き換えているからだろうが)

ところで、「クライマーズ・ハイ」のように原作小説が
先に有って、それを映画化するのは難しいのだろうな。
「クライマーズ・ハイ」だって145分も上映時間がある
けれど、息子のエピソードなんかは最初にほんのかるーく
触れているだけなので、かえって中途半端になっていて
ちょっと理解不能でした。
いっそのこと息子の話は外してしまってもよかったんじゃ?
と思うけど、そうすると原作者に失礼になるしね。
難しい。
まだ最後まで読んでませんが、映画はかなり原作に忠実に
作られてると思う。
映画が面白かったという人は、ぜひ原作も読むべし。
最近、ちょっと健康オタクになりつつあるワタクシ。
その理由はこの前書いたのでこちらでは省略。
テレビで紹介されていたので、すぐ本屋に行って購入してきました。
この本書いてる先生は「世界で初めて」大腸ポリープを開腹せずに内視鏡で切除したことで有名な先生。
この著者が言うには胃と腸が汚いひとは長生きできない。
胃と腸にもっとも影響を与えるのは、食歴と生活習慣だそうです。

ところで、この本に書かれていることで今まで知らずにいて、
びっくり!のことが

・牛乳を飲み過ぎると骨粗鬆症になる!
・市販の牛乳は錆びた脂ともいえる
・牛乳は本来、子牛のための飲み物である

カルシウムを摂取しようとして牛乳を飲むと逆にカルシウムが流出してしまうという恐ろしいことが・・・。
牛乳飲まない人に骨粗鬆症が多いってことはないそうです。
というか、飲まない方がいい。
私は、最近コーヒー飲まなくなったので、必然的に牛乳も飲まなくなた。
(コーヒーはいつもカフェオレで飲んでいたので)

ポイントは
◎植物食85%(〜90)対 動物食15%(〜10)とすること。
◎全体としては、穀物(雑穀、豆類を含む)を50%、野菜や果物を
 35%〜40%、動物食は10〜15%とすること。
◎全体の50%を占める穀物は、精製していなものを選ぶこと。
◎動物食はできるだけ人間より体温の低い動物である魚でとるようにするこ  と。
◎食物はどれも精製していないフレッシュなものを、なるべく自然な形のまま      とるようにすること。
◎牛乳、乳製品はできるだけとらないこと。
◎マーガリンや揚げ物は避けること。
◎よくかんで小食を心掛けること。

だそうです。

この中で実践できそうなことは・・・肉類はさほど好きではないので、
家ではほとんど食べない。食べるとしても鶏肉くらい。
揚げ物も好きではないのでほとんど食べないし、マーガリンも数カ月前にカラダに良くないと言われたので、冷蔵庫から消えました。
牛乳は飲まないにしても、チーズとかヨーグルトは好きなのよね・・・。
これがちょっと苦しいかも?
そして、よくかんで小食を心掛ける。
これだな、難しいのは。
出されたものをきれいに食べてしまう私。
おなかいっぱいでもなかなか残せない。
特にランチは。
しかも、私はどちらかというと早食いの傾向が。うっ。
ここを一番気をつけないといけないなー。

穀物は精製されていないもの=玄米がよいとのこと。
ちょうど白米がなくなったので、これからは玄米に変えます。

それと、最後にもう一つ。
お酒は良くないそう。当たり前よね・・・。
これがいっちゃん難しい。
金曜日、とうとう会社の試験も終わったので
思いきり「解禁」なのだ。
昨日から(下)を読みはじめました。
今の舞台はロンドン。
これからいったいどうなるんでしょーか??

今日も朝9時から教習所だったんだけれど、お昼休みは
教本ではなく「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいた私。
キリスト教なんかに詳しいと、もっと楽しいんだろうけれどね。

それにしても、レオナルド・ダ・ヴィンチって興味深いです。

本の中で「最後の晩餐」の絵について言及している部分が
あるんだけれど、そこ読んだら・・・えっ? 言葉失いました。
ひゃ〜〜〜面白いよん!!
いったい、どうなるんだろう?
今は、こんなものを読んでいるときではない!

今週の金曜日は試験じゃないか!

せめて、通勤電車の中ではテキストを広げて読んどけ!

っていうのに、テキストがA4サイズで満員電車の中では
広げられないんだもーん!ってことを理由に、朝から
どっぷりはまって読んでしまいました。
もう〜それはすごい勢いで。(笑)
もう〜〜止まらないよぉぉーーー!

先週はテキスト読まねば!と思っていたので、
一時的に「封印」してたんだけれど
今日はどうにも我慢できなくなって読みふけってしまいました。
帰りの電車で(上)を読み終えてしまいそうになったので
わざわざ途中下車して本屋に寄り(中)(下)をまとめて購入。
この勢いだと今月中には全部読み終わりそう。

しかし、本なんて読んでる場合じゃないときに限って
どぉ〜して読みたくなるんだろうなぁ〜〜ホントに!
そういうことってないですか?
私はしょっちゅうです。
これも一種の現実逃避なんだろうか?
迷った挙げ句買ってしまった!
原作を読んだ方がいいのかどうなのか非常に迷ったのですが、
なにやら原作がとても面白そうなので、これは

「読んでから 観る」方式で行こうかと。

会社帰りの電車の中で読みはじめましたが・・・
まずいなぁぁ〜〜ハマりそう。
しかも、登場人物を映画のキャストに置き換えて読んでるから
余計にイメージしやすいし。
でも、上、中、そして下の3巻もあるのを1か月で読めるのだろうか?
しかも、今月末には会社の試験があるのに、小説読んでる場合か?
っていう心配もあるんですがね。

今朝はトム・ハンクス、ジャン・レノのツーショット会見をめざましテレビで見てしまいました。相変わらずサービス精神旺盛なトム。
トムはトムでもクルーズじゃない、トムが好き。
そう言えば、同じめざましテレビで、他の外国人観光客に紛れて家族で
京都観光していたのをキャッチされていた映像も見ました。
普通に、家族の写真を撮るトムさん。
だからなのか?他の観光客にも気付かれずにいたらしいです。
失礼なことに、軽部さんは

「トムはハリウッドスターの割には、服装もちょっとダサい感じですよね」

って、軽部さんに言われたくないし!
ま、とにかくしばらくは「ダ・ヴィンチ・コード」にハマりそうな
予感がする今日この頃。

映画公開は 5月20日 全世界同時公開だそうです。

*その前にカンヌ映画祭で公開されるらしいです。
 しかし、まだ未完成らしい。

私の遺言

2005年10月11日 読書
私は佐藤愛子のエッセイが好きで、
一時期「私と娘シリーズ」のエッセイにハマってほとんど読んだ。
小説はあまり読んだことないのだけれど、彼女のエッセイは
独特のユーモアがあって、最高に面白い。
久しぶりにエッセイ読もうかな?と、思って
この本を手に取ったのだけれど・・・。

***********************************
北海道に山荘を建てたときからそれは始まった。屋根の上の足音、ラップ
音、家具の移動をともなう様々な超常現象、激しい頭痛。私はあらゆる
霊能者に相談してその原因を探った。そうせずにはいられなかった。
やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁。霊界の実相を正しく
伝えることが私に与えられた使命だったのか。浄化のための30年に
及ぶ苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ。
(新潮文庫から抜粋)

ISBN:410106413X 文庫 佐藤 愛子 新潮社 2005/09 ¥500
***********************************

何やら、こわ〜い文面が目に飛び込んで来た。
どうも笑って楽しめる面白いエッセイではなさそうだ。
しかし、読みたい。

夢中になって読んで、一日半で読了。
ページを閉じることがなかなかできなかった。
それくらい、夢中になって読み進んでいったので
あっという間に読み終えてしまった。

とにかく、凄まじい。
戦いと呼ぶに相応しい内容。
とにかく、読んで欲しいっ!

感想は、また後。
心臓を貫かれて〜Shot in the Heart~
こんな不幸があるのだろうか?
悲劇のスパイラルの渦のなかに入り込んでしまった
この一家の歴史は凄まじいとしか言い様がない。
本当にこんなことが起こりうるのだろうか?
信じがたいような不幸が次々と一家を襲う。

まず、この物語の作者は殺人の罪で死刑判決を受け
銃殺刑で亡くなった、ゲイリー・ギルモアの
実弟であるマイケル・ギルモアである。
彼は、この本を書くにあたって実兄のフランクをはじめ
たくさんの人に会い取材を重ねた。
先に出版された「死刑執行人の歌」を書いた
ローレンス・シラーとノーマン・メイラーからは
母親ベッシーとゲイリーのインタビューテープを借り、
自分の母親と兄から語られた一家の物語も聞くことができた。
しかし、自分の身内のいわば人に知られたくないような
秘密について知ること、またそれを文章におこすことは
相当辛いことだったと思う。
しかし、この本を作り上げるための一連の作業が辛くとも
彼にとっては必要不可欠なことであったのだと思う。

ギルモア一家を象徴する言葉は『暴力』である。
私にはそれ以外の言葉が思い当たらない。
マイケル以外の兄弟3人は幼少時から継続的に父親から
また、長兄のフランクは時には母親からも暴力を受けていた。
そして、母親も父親であるフランクから暴力を受けていた。
暴力を受ける理由は父親の言い付けを守らなかったから、とか
ただ単に父親の機嫌が悪いから、とかとにかく理由はないに等しい。
父親からの暴力については、長兄のフランクが語ったもの
であるが、想像するだけで恐ろしく、私は呆然としながら
本を置いてしまうことがしばしばあった。
本の中には家族の写真、子供達だけで映っている写真が
たくさん掲載されているのだが、そのかわいらしい子供の
笑顔の裏に隠された辛い体験を思うと、涙が溢れた。

ゲイリーは強盗などの容疑で刑務所を出たり入ったり
の生活を繰り返し、最後は銃殺刑によってその人生の幕を閉じた。
この世に生を受け、三十数年の人生の中でいったいどれほどの
幸せを味わったのだろうか?
幼少時から、ずっとジプシーのような生活を親から強いられ
父親の愛情に飢えた彼に、たとえ殺人犯とはいえ、私は彼に
同情しないわけにはいかない。
暴力は彼に「恐怖と憎しみ」という負の感情を植え付けた。
本来なら無償の愛を注いでくれるはずの父親から受けた
暴力が彼の人格形成に大きな影響を与えたことは確実である。
事実、彼は父親に対する憎しみの感情を吐露している。
当たり前だが、暴力からは何も生まれないのだ。

最後に、驚くべき事実が知らされる。
これはアイデンティティーを揺るがしかねない
衝撃の事実であった。
思わず、えっ?と声をあげそうになった。
真実はひとつ。
しかし、その真実を知らないほうが幸せなことはよくある。
かくも過酷な人生を何故神様は彼らに与えたのであろうか?
それこそ、神のみぞ知ることであろう。
読書の秋だから〜心臓を貫かれて〜
村上春樹のエッセイに思いきりハマり、
「村上朝日堂」シリーズはほぼ読破した私。
通勤中に気楽に読めるのでちょうど良かったのだ。
しかし、ここにきてそろそろ”長編”が読みたくなって
きたので、何を読もうか迷いつつ、村上氏が翻訳を
手掛けたこの本のことを自らのエッセイの中で
”宣伝”していたので、それならば!と思って決めた。

***********************************
僕の兄は罪もない人々を殺した。
何が兄の中に殺人の胎児を生みつけていったのか?
四人兄弟の末弟が一家の歴史に分け入り、衝撃的な
「トラウマのクロニクル」を語り明かす。
暗い秘密、砕かれた希望、歴史の闇から立ち現れる
家族の悪霊・・・殺人はまず、精神の殺人からはじまった。
村上春樹渾身の翻訳ノンフィクション作品。
(文春文庫より抜粋)
***********************************

プロローグの数ページを読んで
この本を選んだことを早くも後悔した。
後悔しながらも先へ先へと目が文字を追ってしまう。
ノンフィクションであり、殺人の罪で死刑になった
自分の兄について書いたものであるから、お気楽に
読める本ではないとは思っていたが・・・。
眉間にシワを寄せながら、この本に書かれているであろう
恐ろしい真実を想像し、嫌悪しながらもページをめくる指が止まらない。

これは、しっかりと向き合って
本腰入れて読まないといけない。
私はこういう話は嫌いではないので、ハマりそう。
と思いつつ、朝からこの本の内容はちょっときっついな。
しかも上下巻あるので、いつ読み終えるのかわからない。

遠い太鼓

2005年8月29日 読書
遠い太鼓
昔から本を読むのは好きな方だ。
しかし、最近はどうもムラが激しくて、読む時は立て続けに
読みあさるのだけれど、ある時ピタッと読まなくなると
しばらく本から完全に遠ざかってしまう傾向がある。
以前はわりとコンスタントに読んでいて、
ほとんど活字中毒っぽかったのに、
このところ映画や音楽にその時間をとられてるのかも?
いや、読書欲が薄れてきているだけか。

だけど、8月に入ってちょっと何か読みたくなってきて
ウズウズして手にとったのが村上春樹だった。
『遠い太鼓』は小説ではなくエッセイで、村上春樹氏が
ギリシャやイタリアで暮らした3年間について書いた
旅行記?というかエッセイのようなものだ。

今までの私の村上春樹歴は
『ノルウェイの森』『アンダーグラウンド』の2作のみ。
この2作(『アンダーグラウンド』はノンフィクション)は
両方とも”重い”内容だった。
と、言っても『ノルウェイの森』なんてストーリーは
すっかり忘れてしまったのだけれど、なんかドーンと重かった
という印象が強い。読み返そうという気にあまりなれない本。
どういうわけか、そんな内容の重いものばかり読んでしまったので
そのあとは村上春樹から遠ざかっていた。

そんなときに、村上春樹好きの知り合いの編集者さんが
「エッセイとか読むといいかもしれないですよ」
とアドバイスをくれたので、言われたままに『遠い太鼓』を購入。

ハッキリ言ってめちゃめちゃおもしろかった!!
グイグイ読みすすんであっという間に読んでしまいました。
電車の中で読んでいても、ニヤリとしてしまうことがたびたび。
ひとつひとつのエピソードが面白いので全然飽きない。
それこそ、本当にいろんな経験について書かれているので
勉強になります。
外国に興味のある人、また海外生活経験者は読んでて楽しいと思う。
村上氏が言うように、人生のある期間海外で生活をする
というのは一度経験してみた方がいいと思う。
自分の国を外から眺める良い機会になるし
いろんな文化を直に学ぶこともできるし
日本にいたら気が付かないことがたくさんあるから。

しかし、イタリアのローマについての話は
ちょっと信じがたい内容ですが
でも、実際の経験談なだけに、真実味があり
ガッカリするやら、あきれるやらで
ちょっとローマが嫌いになっちゃうかも?!
でも、最近はだいぶ治安が良くなって
ローマの街も変わったらしい・・・けどね。

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