やさしくキスをして Ae Found Kiss
2005年9月11日 映画
先週、いつものように下高井戸シネマにて鑑賞。
この映画の中でパキスタンからの移住者である主人公家族の父親は、
この国(イングランド)で生きるために必死で苦労して働いてきた。
子供には十分な教育を受けさせ、同じイスラム教徒の家庭に育った
人を伴侶に、とすべてにレールを引いてきた。
この父親の考えは、すごくわかる。親として子供には幸せになってほしい
そう願うあまり、のことである。
子供たちは両親の気持ちを理解しているし、自分たちにとっても家族が
何よりも大切である。しかし、自分の愛する人とも一緒にいたい。
この二つを天秤にかけることはできない。
ここで問題なのは「宗教」なのである。
彼女はアイルランド人でキリスト教徒である。
一方の彼はパキスタン人のイスラム教徒である。
この異教徒同士の結婚を親が認めるわけがない、というわけ。
結婚というわけでなくても。
私はこの手の問題については、結論が出せない。
ただ、いつも思うのはお互いを認め合わないことには
何も始まらない。
違うものを認めずに、排除するだけではお互いに
マイナスの感情しか生まれて来ないし、なんの解決にもならない。
本当に自分にとってかけがえのない大切な人であれば
家族にも愛する人にもゆっくりと時間をかけて理解してもらう
ように努力するしかない、としか言えない。
この映画のラストははっきりと結論を出している感じではない。
少なくとも私はそう感じた。
でも、ふたりとも大切な人が目の前にいることで幸せそうだった。
この映画の中でパキスタンからの移住者である主人公家族の父親は、
この国(イングランド)で生きるために必死で苦労して働いてきた。
子供には十分な教育を受けさせ、同じイスラム教徒の家庭に育った
人を伴侶に、とすべてにレールを引いてきた。
この父親の考えは、すごくわかる。親として子供には幸せになってほしい
そう願うあまり、のことである。
子供たちは両親の気持ちを理解しているし、自分たちにとっても家族が
何よりも大切である。しかし、自分の愛する人とも一緒にいたい。
この二つを天秤にかけることはできない。
ここで問題なのは「宗教」なのである。
彼女はアイルランド人でキリスト教徒である。
一方の彼はパキスタン人のイスラム教徒である。
この異教徒同士の結婚を親が認めるわけがない、というわけ。
結婚というわけでなくても。
私はこの手の問題については、結論が出せない。
ただ、いつも思うのはお互いを認め合わないことには
何も始まらない。
違うものを認めずに、排除するだけではお互いに
マイナスの感情しか生まれて来ないし、なんの解決にもならない。
本当に自分にとってかけがえのない大切な人であれば
家族にも愛する人にもゆっくりと時間をかけて理解してもらう
ように努力するしかない、としか言えない。
この映画のラストははっきりと結論を出している感じではない。
少なくとも私はそう感じた。
でも、ふたりとも大切な人が目の前にいることで幸せそうだった。
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