Dear フランキー

2005年10月27日 映画
Dear フランキー
「Dear フランキー」を下高井戸シネマにて鑑賞。
仕事が終わらなくって、映画の始まる時間にギリギリ間に合うか
どうか?って時間だったので、駅に着くなり(自分的にはかなり)
ダッシュして滑り込みセーフ。
映画を観るときはいつも時間には余裕を持って劇場に行くことを信条?と
しているのに、平日だとこれだからなぁ。
でも、間に合って良かった。

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耳の聞こえないフランキーは、船に乗っている別れた父親との
文通を楽しみにしている。しかし、その手紙はフランキーの母親が
父親になりすまして書いているものだった。
ある日、父親の乗る船が近くの港に寄港することを知り、
父親が会いに来てくれることを楽しみにしているフランキーだったが・・・
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泣きました。
そして、笑いました。
予想以上に良かったです。
最後の最後にホロホロと泣いてしまいました。

まず、一言いいたい。
ジェラルド・バトラーカッコイイっ!!
惚・れ・ま・し・た。
ガタイが良くて、(役柄の上でだけど)無口で、無骨で優しくて。
そして、瞳の色がとってもきれい。
あの瞳に吸い込まれそうでした。
ヤバい。

映画の話に戻って・・・。
耳の聞こえないフランキーは自分の感情を言葉ではなく、
表情やしぐさで表現していたのだけれど、
その表現がとても豊かで言葉よりずっと心に響いた。
父親と一緒にいるときのすっごく嬉しそうな
フランキーの表情を見ているだけで、こっちも
幸せな気分になる。
もう全身が「お父さんっ!お父さんっ!」って言ってるよう。
子供って自分の感情を隠すことなく、いつでもオープン!
それがいいんだよね。
嬉しいときは嬉しい。
悲しいときは悲しい。
そんな素直な表情を見ていると愛おしくって
そして、ふと思った。

私もかつてはフランキーのような表情を父親に向かって
していたのだろうか、と。
腕にからまってじゃれたり、ぎゅっと抱きしめてもらったり
自分の好きという気持ちを思いきりぶつけていたのだろうか。
そして、それを父親は受け止めてくれていたのだろうか。
今となっては遠い記憶となってしまって、明確にその瞬間を
思い出すことはできないが、きっと私もフランキーのようで
あったろうし、父親もそれを受け止めてくれていたと思う。
そういう記憶があるから、生きて行けるのだと思う。

それから、ジェラルド・バトラーの手が
とっても大きくて、あったかそうで
私も手をつなぎたくなった。

それから最後の、フランキーのママとのキスは
切なくて、ドキドキした。
迷いながらのキスって、なんかいいなぁ。
お互いに、いいのかな?いいのかな?
でも、キスしたい。どうしよう?
って感じのふたりが新鮮でなんか良かったな〜〜。

ということで、これは超おすすめです。
それで、この映画を観た翌日、たまたまタワレコに行ったら
DVDのコーナーに「オペラ座の怪人」がずらーっと並んでて
そういえば、ジェラルドってこれに出てたよね〜
でも、これって顔見えない?

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