運転技術と性格

ここ2週ほどあいてしまったので、かなり緊張しつつ教習所へ。
今日はどの教官なのだろう？どうか恐い人じゃありませんように！
パンパン！！（柏手を打つ音）と心の中で祈る。

教習の時間になって、予約の車番号の横に立っている教官を見て

あちゃーーー。

あの人は、第一段階の見きわめのときの教官で、
すごーくつめたーい感じで、ハナで笑われた記憶が。
もう1時間技能やりなさい、と冷たく言った人だ。
今日は見きわめではないけれど、更に緊張が増す。

「じゃあ、今日は自主経路ですから、地図を出して下さい」

ちなみに自主経路とは
A地点からB地点まで行くように教官から指示が出るのですが
どういうルートで行くのかは教習生が地図を見て考えて、
あらかじめ教官に

「C通りを直進してD交差点を右折して、そのあとE交差点で
左折して行きます！」

と「宣言」してから発進して、その通りのルートで
走らなければならないのです。

さらに言うと、卒業検定も同じことをやります。

しかしだね、地元の人間でもない限り、
そう簡単には道を覚えられないんだよね。わたしだけですか？
あーこの道通ったことある、とか、目印になる建物を覚えて
いたりはするのですが、曲がるところを間違えたりしたら大変。
っていうことで、ものすごく緊張します。一応、交差点の名前は
表示が出ているので見ればわかるのですが、小さければ見逃す
ことだってあり得るわけで・・・。

自主経路では特に注意を受けることもなく
（時々、もう少しアクセル踏んで！とは言われたが）
わりとスムーズに走れた、と思う。
教習所に戻って来て、教官から言われたこと。

「なんか・・・自信なさそうに走ってるよね。
これでいいのかな？どうなのかな？って思いながら
走っているのが、隣に座っているとすごく伝わってくるんだよね。
走り方には特に問題ないと思うから、もう少し自信持って
たまには思いきりを持って走ってもいいんじゃないの？」

「はぁ。そうですね、自信がないのは確かです」

「失敗を極端に恐れてる気がするよね。
でも、教習所で教官が乗っている時に失敗するのは
いいんじゃないの？そのために乗ってるんだからさ」

だってさ！
なんかさ、こういう精神的なことを言われるとは予想外だったよ。
自信ないに決まってるじゃん！！
何時間やっても、自分の運転技術に自信が持てない。
卒検に受かって、晴れて免許証を手にしてから
それから何時間も経験してからじゃないと、
そんな自信なんて生まれないと思うんだけれど。

だけど、これってやっぱり性格なんだろうね。
教官の言葉に、一瞬のうちに今までの自分の人生を振り返ってしまった...。
でもね、私ってこんなに臆病な性格なのに、
突然大胆な行動を取って周りをびっくりさせてしまうことがある。
しかし、車の運転に関して言えば、ハンドル握っても
人格変わることは皆無だな、私の場合。

明日は見きわめ。
私の予定では来週の土曜日か日曜日に卒業検定を受験して
合格し、翌週の平日に有休取って学科試験を受けて6月中に合格！
という予定です。
あーーーーー早く卒業したい！