40歳の童貞男〜The 40 Year Old Virgin〜
2006年9月10日 新作映画感想 コメント (4)
ユナイテッドシネマとしまえんにて鑑賞。
ずっと楽しみにしていたこの映画。
都内で1館しか上映してないと知って、
どうしようかと迷ったけれど、やっぱり
大きいスクリーンで観たいっ!と思って
思いきって行って来ました。道連れをひとり連れて。
だって、チケット買うのに「40歳の童貞男1枚」って
女性が言うのもなんなので・・・。
***********************************
監督:ジャド・アバトウ
脚本・総指揮:スティーブ・カレル
出演:スティーブ・カレル、キャサリン・キーナー、ポール・ラッド、
ロマニー・マルコ、セス・ローゲン、レスリー・マン
<ストーリー>
フィギュア・コレクターの40男アンディーは、童貞だという秘密をふとしたことから職場の同僚に知られてしまう。同僚たちに後押しされてロスト・バージン作戦を繰り広げる彼は、子連れの美女トリシュにアタックを始める。
***********************************
アンディーの朝から映画は始まる。清く正しく、そして規則正しい生活をしている様子が伺える。アンディーは車を持っておらず、自転車で職場へ通勤。
(ここでひとつ疑問が。自転車に乗るときに片方の足のズボンだけをわざわざ靴下の下に入れていたのだけれど、あれは何故だろう?わからない。)
商品管理という地味な仕事をしていて、同僚ともちょっと話がかみ合わない。
ちょっと変わった人って感じだけれど、決して悪い人じゃない。
彼は彼で自分ひとりの生活を満喫しているって思えるし、充実した
毎日のように思える。
恋愛なんかしてると面倒だ。精力を吸い取られるだけだ。
アンディーお前は正しいよ。
とかなんとか言われちゃったりする。
しかし、それと童貞であることは全く別問題で、アンディーが
童貞だと知って、今までまともに話もしたことない同僚が
どうにかして”経験”をさせようと余計なおせっかいをして
くれるわけだけれど、最初はそういうアンディーが、
つまり40歳になっても経験がないフィギュア・コレクターの
”ヲタク”なアンディーがキモいと思ってしまうのだ。
まぁ、そりゃあそうだよな〜その年齢になるまで
何でだろう?っていう素朴な疑問。
「なんで今まで・・・?」
「最初はなんとか頑張ってみたけれど、うまくいかなくて。
それから何度かトライしたけど、どうしてもダメでそのうちに
どうでもよくなってきて・・・」
こんな話を聞いたら、ったく!だらしない!それでも男なのっ?
って怒鳴り飛ばしてしまいそうなところだけど、でも、
そういうこともあるかもしれないなと思ってしまう。
不思議なことに、物語が進むに連れてすっごいアンディーに
肩入れしている自分がいることに気が付く。
やる時はやるっ!っていう男らしいところもあるし、
心から応援したくなっちゃうんだよねぇ。このおじさんを。
しかし、これはコメディーなので笑えるシーンが満載である。
シモネタがたくさん出てくるし、面白いシーンはたくさんあるけど
ひとつあげるとしたら脱毛のシーン。
男だって、ちゃんと自分のケアをしなきゃいけないっつーことで
アンディーの立派な胸毛(これがすごい剛毛)を脱毛するために
みんなでサロンへ。
そこがまた変なところで、アジア人の女性が担当なのだけれど
半端なアジアンテイストの店でBGMには琴が流れていたりする。
脱毛ワックスを塗って、べリッとはがすのに、one ,two,three !とか
言ってたのに、途中から、いち、にい、さん!って。え?日本人?
(どうみても中国人っぽかったが)
しかし、あれは本当にやっているみたいで、ものすごーく痛そう。
はがしたあとが微妙に赤く腫れていたもん。
その痛みに耐えるためにメチャメチャ汚い言葉を吐きまくる
アンディーがまた笑えるのですが、あそこはスティーブ・カレルが
まさにカラダを張った演技で笑いをとってます。
それにしても、本当に痛そう。ううっ。(泣)
最終的にアンディーはお目当てのトリシュと交際することになって
そこからまた紆余曲折あるのだけれど、アンディーが最後にはかっこ良く
見えてくるから不思議なんだよね。
アンディーみたいな人がいたっていいじゃん?って思えてくる。
「遅くて何が悪い?」(ポスターに書いてある)
そうだそうだ!と思ってしまう自分がいる。
お下劣で、ホントにバカバカしいコメディーが好きな人なら
最高に楽しめると思う。アメリカン・パイみたいなああいう作品が
好きなら、きっと好きだと思う。
ちなみに私はこの映画大好きです。
ずっと楽しみにしていたこの映画。
都内で1館しか上映してないと知って、
どうしようかと迷ったけれど、やっぱり
大きいスクリーンで観たいっ!と思って
思いきって行って来ました。道連れをひとり連れて。
だって、チケット買うのに「40歳の童貞男1枚」って
女性が言うのもなんなので・・・。
***********************************
監督:ジャド・アバトウ
脚本・総指揮:スティーブ・カレル
出演:スティーブ・カレル、キャサリン・キーナー、ポール・ラッド、
ロマニー・マルコ、セス・ローゲン、レスリー・マン
<ストーリー>
フィギュア・コレクターの40男アンディーは、童貞だという秘密をふとしたことから職場の同僚に知られてしまう。同僚たちに後押しされてロスト・バージン作戦を繰り広げる彼は、子連れの美女トリシュにアタックを始める。
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アンディーの朝から映画は始まる。清く正しく、そして規則正しい生活をしている様子が伺える。アンディーは車を持っておらず、自転車で職場へ通勤。
(ここでひとつ疑問が。自転車に乗るときに片方の足のズボンだけをわざわざ靴下の下に入れていたのだけれど、あれは何故だろう?わからない。)
商品管理という地味な仕事をしていて、同僚ともちょっと話がかみ合わない。
ちょっと変わった人って感じだけれど、決して悪い人じゃない。
彼は彼で自分ひとりの生活を満喫しているって思えるし、充実した
毎日のように思える。
恋愛なんかしてると面倒だ。精力を吸い取られるだけだ。
アンディーお前は正しいよ。
とかなんとか言われちゃったりする。
しかし、それと童貞であることは全く別問題で、アンディーが
童貞だと知って、今までまともに話もしたことない同僚が
どうにかして”経験”をさせようと余計なおせっかいをして
くれるわけだけれど、最初はそういうアンディーが、
つまり40歳になっても経験がないフィギュア・コレクターの
”ヲタク”なアンディーがキモいと思ってしまうのだ。
まぁ、そりゃあそうだよな〜その年齢になるまで
何でだろう?っていう素朴な疑問。
「なんで今まで・・・?」
「最初はなんとか頑張ってみたけれど、うまくいかなくて。
それから何度かトライしたけど、どうしてもダメでそのうちに
どうでもよくなってきて・・・」
こんな話を聞いたら、ったく!だらしない!それでも男なのっ?
って怒鳴り飛ばしてしまいそうなところだけど、でも、
そういうこともあるかもしれないなと思ってしまう。
不思議なことに、物語が進むに連れてすっごいアンディーに
肩入れしている自分がいることに気が付く。
やる時はやるっ!っていう男らしいところもあるし、
心から応援したくなっちゃうんだよねぇ。このおじさんを。
しかし、これはコメディーなので笑えるシーンが満載である。
シモネタがたくさん出てくるし、面白いシーンはたくさんあるけど
ひとつあげるとしたら脱毛のシーン。
男だって、ちゃんと自分のケアをしなきゃいけないっつーことで
アンディーの立派な胸毛(これがすごい剛毛)を脱毛するために
みんなでサロンへ。
そこがまた変なところで、アジア人の女性が担当なのだけれど
半端なアジアンテイストの店でBGMには琴が流れていたりする。
脱毛ワックスを塗って、べリッとはがすのに、one ,two,three !とか
言ってたのに、途中から、いち、にい、さん!って。え?日本人?
(どうみても中国人っぽかったが)
しかし、あれは本当にやっているみたいで、ものすごーく痛そう。
はがしたあとが微妙に赤く腫れていたもん。
その痛みに耐えるためにメチャメチャ汚い言葉を吐きまくる
アンディーがまた笑えるのですが、あそこはスティーブ・カレルが
まさにカラダを張った演技で笑いをとってます。
それにしても、本当に痛そう。ううっ。(泣)
最終的にアンディーはお目当てのトリシュと交際することになって
そこからまた紆余曲折あるのだけれど、アンディーが最後にはかっこ良く
見えてくるから不思議なんだよね。
アンディーみたいな人がいたっていいじゃん?って思えてくる。
「遅くて何が悪い?」(ポスターに書いてある)
そうだそうだ!と思ってしまう自分がいる。
お下劣で、ホントにバカバカしいコメディーが好きな人なら
最高に楽しめると思う。アメリカン・パイみたいなああいう作品が
好きなら、きっと好きだと思う。
ちなみに私はこの映画大好きです。
コメント
まだ「40歳の童貞男」は観ていませんが、疑問にお答えしましょう。
>自転車に乗るときに片方の足のズボンだけをわざわざ靴下の下に入れていたのだけれど、あれは何故だろう?
ママチャリや子供用自転車のように一般向けに製造された自転車以外の自転車、−−スポーツを楽しむために作られたような自転車−−、にはチェーンガイドがついていないので、右足のズボンがチェーンとギアに挟まってしまい、汚れたり、痛んだりしてしまいます。経験上ですが、デニムでも破れてしまうことがあります。
おそらく、主人公は、スボンが汚れたり、痛んだりする事をいやがっているのだと思います。
ママチャリみたいな自転車しか乗った事がない人にはわからないことかもしれませんね。余談ですけど、自転車屋さんには、ズボンを留め、チェーンにはさまれないようにするバンドみたいなものも売ってます。
回答ありがとうございます。
そうだったんですか〜〜!
ママチャリしか乗ったことないので、全然知りませんでした。
一緒に観に行った友人もなんでだろうねぇ?と不思議に思ってました。
>おそらく、主人公は、スボンが汚れたり、痛んだりする事をいやがっているのだと思います。
そうですね、そうに違いないっ!アンディーはそういうところ
きちんとしているから・・・キャラ的に非常に納得です。
アンディの判に押されたような規則正しい生活が、妙に好感持てたりして。
エンディングで皆で原っぱみたいな所で踊ってて、脱毛サロンの彼女も太極拳みたいなことしてましたよね?あのシーンも好きでした。
サクラさんもお好きですか?この映画!
お仲間がいて嬉しいです〜〜!
アンディの規則正しい生活、笑えるけど羨ましい。
エンディングはアクエリアス?とかいう歌を歌ってましたよね?
私もあのワケの分からなさ、観客をいきなり置き去りにしてしまう
エンディングが嫌いじゃないです。