ディパーテッド〜The Departed〜
今年2本目の鑑賞。
品川プリンスシネマのプレミアシートで鑑賞。
初めて行きましたが、席はゆったり、ひじ掛けにひとりひとつずつ小さな
テーブルのようなものもあり、快適でした。
お金があれば、毎回こっちで観たい。(たまの贅沢で)

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監督:マーティン・スコセッシ
製作:ブラッド・ピット
脚本:ウィリアム・モナハン
出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デーモン、ジャック・ニコルソン
   マーク・ウォルバーグ、

上映時間:152分

<ストーリー>
幼い頃から可愛がってくれていたマフィアのボスの内通者になるために警察官なったコリン。そのボスのもとに潜入捜査を命じられた警官ビリー。
正体を偽り生きる2人だったが、警察とマフィアの双方でスパイ探しが始まる。
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「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク版。
「インファナル・アフェア」は観ているので比較しながら・・・と思ったが、香港版がどんなだったか、うろ覚えで・・・いくつかシーンを観て行くうちに、あ、そういえばそうだったーーと思い出しながら観てた。

心配していたのは、152分という長さだったけれど、
その長さはさほど気にならなかった。しかし、やはり長い。
ちなみにインファナル〜は102分。こっちは極端に短い
気もするが、テンポがよくて余計なものがなくていい。

自分の感想だけを述べると、私は、このハリウッド版嫌いじゃないです。
でも、香港版と比べると、やっぱりイマイチと言うしかない。
香港版と比べなければ、こういうモンかと思うのだろうけれど。

やはり、一度観てストーリーを知ってるのと知らないのとでは
印象が違うのだよね。だからかもしれないが、緊張感はインファナル〜
の方が格段に上だった。なんとなく残念。

キャストは、ジャック・ニコルソンのマフィアのボスは
やはり予想通りはまり役でした。
クレイジーで常識が通じない。違った意味の怖さを持った
ボス。そういえば、映画館で余計なものを見せるシーンが
あったけれど、(もちろん作りモンだけど)
あんなの香港版にはない。
なぜ、あんなシーンを入れる必要がある?
全然、理解できない。私も含め、観客はドン引きでした。(と思う)

レオナルド・ディカプリオは、悪くはなかったけれど、
そう良くもなかったような・・・。マフィアに潜入して
精神的にも追い詰められていく様子は鬼気迫る演技だったが......。
マット・デーモンも然り。
悪いわけではないけど、普通かな。

私としては、もっとハラハラ感、ドキドキ感が欲しかった。
ストーリー知ってたから、その辺りが半減しちゃったのか?
と思ったけど、ほぼ筋を忘れていた私。
でも、話が進むにつれて少しずつ思い出して、先がわかって
きちゃったら、ある意味安心して観れてしまった。

重ねて言うが、『インファナル・アフェア』を未見の人は
きっとこの『ディパーテッド』を存分に楽しめただろうと思う。
これだけの長い時間をスクリーンに集中させても、長いと
感じさせない演出は、さすがマーティン・スコセッシ!だと
思うし、俳優の演技ももちろん良かったから惹き付けられた
のだと思う。

でも、やっぱりオリジナルには勝てないな、と思う。
あの最初に観た衝撃が忘れられず、あれをあとからもう一回
観せられても、2回目はさすがに驚かないってことです。

ま、別にオリジナルに勝つ必要はないんですが、
あとは好みが分かれるところ?かしら。

追伸:マット・デーモンとディカプリオの役柄は逆だったら
   どうだったんだろう?そっちの方が面白かったと思いませんか?

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