シッコ〜SICKO〜
2007年8月28日 新作映画感想 コメント (4)
マイケル・ムーアの映画は「ボウリングフォーコロンバイン」全て観ている。
っていっても、これが3本目だけど。(笑)
アポなし取材!がこの人の持ち味のように言われていて、確かに前作まではそういう作り方で「過激」な面を売りにしていたようなところがあったが、
今回の「シッコ」はアポなし取材はない。
しかし、マジメに考えさせられしかも笑えて、そして泣いてしまった。
日本の医療制度もいろいろ言われているけれど、
アメリカは大げさでなく、最低最悪!!だと思う。
お金がないひとは死が待っているだけ。
日本の医療制度を当たり前と思っている私たちの想像の範疇を
大きく超えたところにアメリカの医療制度はある。
まず、国民は民間の医療保険会社の保険に加入する。
ただし、加入できない人もいる。(既往症があれば拒否される)
運良く加入できたとして、病気になって治療を受けようとすると
保険会社が何だかんだと理由をつけて支払いを拒否する。
または、医師が治療しない。
そして、治療しない医師(=余計な支払いを避けた)にたいして
奨励金を払う保険会社・・・。有り得ない!
そういう病院や保険会社のせいで、家族を亡くしたひとたちの
エピソードは涙なくして観られません。
しかし、反対にすっごく良い制度がある国も紹介していて
私が一番いいと思ったのは・・・
フランス
病院に行っても支払いはいらない。
全部タダ。出産もタダ。
それどころか、ある一定の収入がない人に対しては
病院までの交通費を国が負担してくれる!!
病院以外の施設や制度も充実していて、保育所もほとんどタダ。
有給休暇も法律で取ることが義務付けられているし
とにかく、信じ難いくらいに素晴ら靴ぁ
うらやましいぞ!フランス!
フランスに住んでいるアメリカ人の集まりで、全員が声を揃えて
フランスって素晴らしい〜!と大絶賛してました。
そして、アメリカが忌み嫌う?お隣の国
「キューバ」の医療制度も紹介される。
ここは社会主義国であるから医療がタダなのは当然なのだが、
アメリカとのあまりの違いに愕然とする。
アメリカでは1つ14,000円もする薬がここでは5円!!
「鞄いっぱいに詰めて帰りたい」と涙ぐんだ女性が
忘れられない。
アメリカは、弱肉強食の国だ。
すべては「自己責任」の国なのだと、思う。
それは、前々からわかってはいたけれど、ビジネスの世界
だけならまだしも、医療の制度までも、こんなんでいいんだろうか?
よその国のことながら、とても心配になってしまう。
とにかく私は、心から日本に生まれて良かったと思った。
指2本切断しちゃって、2本くっつけると300万以上かかるから
払える方の指1本だけくっつけるしかなかった、なんてそんなの
絶対にヤダよ!!
日本もそんな風にならないように、私たちもシッカリと
目を見張っていないといけない。
っていっても、これが3本目だけど。(笑)
アポなし取材!がこの人の持ち味のように言われていて、確かに前作まではそういう作り方で「過激」な面を売りにしていたようなところがあったが、
今回の「シッコ」はアポなし取材はない。
しかし、マジメに考えさせられしかも笑えて、そして泣いてしまった。
日本の医療制度もいろいろ言われているけれど、
アメリカは大げさでなく、最低最悪!!だと思う。
お金がないひとは死が待っているだけ。
日本の医療制度を当たり前と思っている私たちの想像の範疇を
大きく超えたところにアメリカの医療制度はある。
まず、国民は民間の医療保険会社の保険に加入する。
ただし、加入できない人もいる。(既往症があれば拒否される)
運良く加入できたとして、病気になって治療を受けようとすると
保険会社が何だかんだと理由をつけて支払いを拒否する。
または、医師が治療しない。
そして、治療しない医師(=余計な支払いを避けた)にたいして
奨励金を払う保険会社・・・。有り得ない!
そういう病院や保険会社のせいで、家族を亡くしたひとたちの
エピソードは涙なくして観られません。
しかし、反対にすっごく良い制度がある国も紹介していて
私が一番いいと思ったのは・・・
フランス
病院に行っても支払いはいらない。
全部タダ。出産もタダ。
それどころか、ある一定の収入がない人に対しては
病院までの交通費を国が負担してくれる!!
病院以外の施設や制度も充実していて、保育所もほとんどタダ。
有給休暇も法律で取ることが義務付けられているし
とにかく、信じ難いくらいに素晴ら靴ぁ
うらやましいぞ!フランス!
フランスに住んでいるアメリカ人の集まりで、全員が声を揃えて
フランスって素晴らしい〜!と大絶賛してました。
そして、アメリカが忌み嫌う?お隣の国
「キューバ」の医療制度も紹介される。
ここは社会主義国であるから医療がタダなのは当然なのだが、
アメリカとのあまりの違いに愕然とする。
アメリカでは1つ14,000円もする薬がここでは5円!!
「鞄いっぱいに詰めて帰りたい」と涙ぐんだ女性が
忘れられない。
アメリカは、弱肉強食の国だ。
すべては「自己責任」の国なのだと、思う。
それは、前々からわかってはいたけれど、ビジネスの世界
だけならまだしも、医療の制度までも、こんなんでいいんだろうか?
よその国のことながら、とても心配になってしまう。
とにかく私は、心から日本に生まれて良かったと思った。
指2本切断しちゃって、2本くっつけると300万以上かかるから
払える方の指1本だけくっつけるしかなかった、なんてそんなの
絶対にヤダよ!!
日本もそんな風にならないように、私たちもシッカリと
目を見張っていないといけない。
コメント
観ていないにのに言うのもおこがましいですが、これを
映画といえるのだろうか!?
そしてその映像をすべて真実と受け止めるべきか?
実はその映像が作られたものだとしたら、ヤラセだったら・・・。
気分を害したらすみません。
そう、思うから観る気がなくなるんですよね〜。
コメントありがとうございます。
確かに、この映画はドキュメンタリーと言えども、演出がちょっと
過剰かも?と思える部分もあります。だから、パステルさんの言う通り
これがすべて「真実」か?と問われたら、それはわかりません。
とりあえず観て!
ぜひ、観賞後の感想を聞かせて欲しいです。
暇がないですよ!ブログ更新するのに忙しくて(^。^;)