最近、とんと映画館から遠ざかってしまったので
こちらの日記に書くことがなく・・・すっかりご無沙汰してしまった。
視力の関係で映画を少し控えていたのだけれど、少しずつ快方に
向かっている(ような気がする)ので、これから少しずつ鑑賞して
いこうかなと思ってる。

それで、ここのところ何やってたかというと
読書したり、クラシックCD聴いたり・・・ってところです。
最近読んだのは

「編集者という病い」見城徹著

角川書店の名物編集長だった現在は幻冬舎社長の見城徹氏の著書。
ずいぶん前に出版されていたんだけれど、やっと読みました。
まず、尾崎豊と見城氏の関係が、こんなに深くて濃密なものだったとは
全く知らなかったので、この本を読んで初めて知ったことがたくさん
あって正直驚いた。
見城氏は、この人と仕事がしたい!と思った人とはとことん
付き合って関わって信頼関係を結ぶ。
そして、「見城さんと仕事がしたい」と言わしめてしまうという。

愛して欲しいと思うのなら、まず自分から愛すること。
そして、愛しているのだということを相手に明確に示すこと。

相手の心の中を見せて欲しいと思うなら、こっちも見せなきゃだめだし
傷を抉り出すようなことをさせるんであれば、とことん付き合うしかない。
ただ、それは相手に対する愛情があってのこと。
人との関わり合い方について、ちょっと考えさせられた。
そういうこと、大事にした方がいいんだなって思う。
私は、深く他人と付き合うのをどこか苦手としているから
なんとなく相手と距離を置いて付き合ってしまう。
どこまで相手に踏み込んで行っていいのか良く分からないから
距離感をいつも推し量っているようなところがある。
だから、余計に裸の自分をさらしてみたいという気持ちと
そうはできないな、という思いが交差していつもどうして
いいのかわからなくなってグチャグチャになってしまう。
もし、見城氏のような人が目の前に現れたら、きっと私はアワアワ
してしまうだろうな。

私はこの中に書かれている見城氏と今は亡き中上健次氏の
エピソードがもの凄く好き。泣けた。
男同士の友情っていいなぁと思った。
中上健次の作品は読んだことないけど、読んでみたくなった。

クラシックCDは、相変わらずベートーヴェンを中心に鑑賞中。
今は交響曲第3番『英雄』のCDを楽天にオーダー中。
早く届かないかな〜?楽しみです。

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