公開初日。地元のシネコンのレイトショーを観に行きました。
土曜日のせいか観客はまずまずの入り。

まず、映画が始まる前にチェ・ゲバラとはどういう人か?
という短い説明が入りました。
もともと本編にあったものではなさそうで、日本の配給元が
製作したような感じなんですが・・・。
ゲバラを全く知らないひとがこの映画を観るのだとしたら
必要最低限な情報だと思います。
何故ならこの映画、ゲバラのことをある程度知っている人に
向けて作られてるからです。
ただの「偉人伝」という趣きの映画ではないです。
だから、
本編ではゲバラの生い立ちなどには一切触れていません。
なので、ゲバラのことを全然知らないひとが
この映画を観ようと思っているとしたら、まずこの映画を観る前に

「モーターサイクルダイアリーズ」
を観ることをおすすめします。

この映画でゲバラがキューバ革命に加わることを決意した
明確な理由が分かるし、中南米の国が置かれている立場も
よく理解できます。
そういう背景を知ったうえで「チェ 28歳の革命」を観たら
より理解が深まるのではないかな?という気がします。

そういう前置きがあって、この「チェ 28歳の革命」ですが

長いっす!

134分です。
メキシコでフィデルと出会って、同志と船でキューバへ向かうところから
始まり、キューバ革命の様子と革命後にゲバラが国連で演説を行う様子が
交互に映し出されます。革命前はカラー、革命後をモノクロと分けています。
映画全編に渡って、キューバ革命を成し遂げるまでの詳細な描写なのですが、殆どの時間が当たり前ですが戦闘シーンで、彼らがやっていたことを
こと細かに描写してるなと思いました。
ゲバラの著作「ゲリラ戦争」が映画のベースになっているんだったかな??
だから、なのかもしれないんですが、延々と戦闘シーンでちょっと飽きます。

続きは今月31日から公開の「チェ39歳別れの手紙」にて、なのですが
一応、ソダーバーグ監督は2本を合わせて1本の作品としている
ようなので、それを観てから全体的な感想を書くべきなのかも。

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