イタリアセリエAのフィオレンティーナ対ヴェルディーの試合観戦@味スタ。
サッカー観戦仲間のYさんに誘われて、中田英寿観たさに、つい行ってしまいました。生で中田を観るのは久しぶり。メインスタンドのコーナー近くだったけれど、前から5列目で結構良い席だった。
私がこうやってスタジアムでサッカー観戦するようになったのも、中田がキッカケなんだよなーー。しかし、イタリアセリエAのチームがこうやって日本に来日して日本のクラブチームと試合をする日が来ようとは、中田がセリエAに移籍したばかりの頃は全く想像できなかったなぁ。そう考えると凄いことだと思う。Yさんとの出会いも中田がきっかけで・・・と、しばし昔の話で盛り上がる。

ところで、今年は海外のビッグクラブがわんさか親善試合の為に来日してて、何がなんだかわからない状態になってます。ちょっと前にはユベントスも来ていたし、先週観に行ったレアルマドリード、イングランドのマンチェスターユナイテッドや、ドイツのバイエルンなんてのも来ていた。
まだまだ日本のマーケットは魅力的なんだろうね。
しかし、今日のフィオレンティーナは私自身、最近イタリアリーグ観てないなので、まったく選手を知らず、ヴェルディーの選手もあまり知らず、イマイチ盛り上がりに欠けました。しかもフィオレンティーナの選手たちは疲れがたまっているのかorあまりやる気ないのか動きがイマイチでしたしね。
それでも試合後はフィオレンティーナの選手は中田がいなくても、ちゃんとみんなでピッチを一周して手を振ってくれてました。
気になったこと。
親善試合なのに、審判がやたらと笛を吹きイエローカード出しまくってた。
そこまでやらなくてもなーーと思った。親善試合なんだし、ね。

サッカー観たあと居酒屋に飲みに行って12時まで飲んでしまった。Yさんにスターウォーズの話を聞き、ますます観たくなる。そのうちまとめてDVDがパックで出るはずだから、そしたら観ようかな?
今週始まったばかりなのに夜更かししてしまった。
明日が辛いのでもう寝よう・・・。
アイランド
金曜日、整体1時間やったあとのダラーんとした身体のまま、衝動的にこの映画を観に行ってしまった。せっかく整体やって身体の疲れも取れたんだから、このまままっすぐ家に帰って早く寝た方がいいに決まってる。
そう思いながらも、ここしばらく劇場で鑑賞してなかったので映画を観たい気持ちを抑えきれずに、家の近くのシネコンへ行ってしまった。

「アイランド」
えーっと、予告はネットで観ていたけれど、ストーリーとか読んでなかったのであまり情報のない状態で観に行きました。一応、ユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソンの出演作っつーことだけは知っていたが。

私は結構好きなタイプの映画だったな。あと何十年かしたら、あの映画に近いようなことが有り得るかも?と思いながら観てました。
しかし、映画の中で設定されていた時代って何年だったかな?覚えてないのだが、中途半端な時代設定だったと思う。LAの街中は妙に時代が進んでて乗り物が宙を浮いていたりしていたけど、他のシーンと比べると違和感があったなぁ。

でも、アクションシーンは総じて迫力があって良かった。
とくにカーアクションは見応えありました。
それに、ユアンもスカーレットも走る、走る、走るーー!ただ、細かいことを言い出したら、んなわけあるかいっ!っていう突っ込みどころはたくさんある映画ですけれども・・・。ま、映画ですからねっ!
鑑賞後、後ろにいた女の子二人の会話
「あの、看板が落ちるところでふつー死んでるよねぇぇ」
ぷッ。私もそう思いました。でも、それを言っちゃあおしまいよ。

ユアン・マクレガーとスカーレット・ヨハンソンのコンビは良かったね。
ユアンは「本物」とのご対面のシーンでの演じ分けが面白かった。
スカーレット・ヨハンソンはこんなSFチックな映画どうなんだろう?って
思ってたけど、意外にもハマってました。そして、相変わらず色っぽい唇に目が釘付けになってしまった。

ところで、マイケル・ベイ監督作品と聞いて、過去の作品は何かと思ったら、
「バッド・ボーイズ?」とか「アルマゲドン」「パール・ハーバー」なのか。
全部観たけど、どれもあまり好みじゃないな。とりあえず、アクションが好きな監督なんだな、ということはよーくわかった。
だから、あのアクションシーンなわけね。納得。

最後に気になることがひとつ。
ラストでクローンたちが施設から初めて地上に出て来た場所。
だだっぴろい360度見渡す限りの荒野なのだけれど、あれはどこなのだろう?アリゾナの39号線が出て来たので、やはりアリゾナなのかな?
ああいう場所が好きなもんで、見ると行ってみたくなります。

鉄のような女

2005年7月30日 日常
やっとハードな1週間終了。
というわけで、以前から気になっていた整体に仕事帰りに行って来た。
会社の近くにある中国人がオーナーの診療所?らしいという話は聞いていた
のだが、なにしろ整体初体験。
マッサージとは違うとは聞いていたけれど、あんなに痛いなんて・・・。
結論から言うと、私の身体は鉄板のようにカタイのだそうです。
背中だのお尻だの太ももだのは、もう全部激痛が走りました。(泣)
普通の人は全く痛くないらしい。と言われてもにわかに信じがたい
くらいに痛い。ホント、泣きそうでした。
痛いから身構えて身体に力が入ってしまって、何度もリラックス〜〜と
言われてしまった。
座骨神経が良くない、というか良いところなかったらしい。
運動不足、血流が悪い、身体がカタイ、イイとこなし。
やはり、運動は必要ですな。一日中座りっぱなしだもんなぁ。
足もむくんでるし。ウォーキング始めるしかないか。
あと、ストレッチに筋力トレーニングに、寝る前は瞑想・・・あー忙しい。
で、整体行ってダラーんとしてたのに、映画観に行ってしまいました。
「アイランド」この感想はまたあとで。

しかし、何故にこんなに身体がカタイのか?と言うと
運動不足もあるけれど、ストレスフルな生活を送っていると
身体がカタくなっちゃうそうです。
ストレスのない毎日を送りたーい!
今週の月曜日はヴェルディーに3ー0で負けちまったレアル。
今日はなんとか勝ちましたが、やっぱりみなさんお疲れぎみでしたね。
アメリカ→中国→日本→シンガポール→帰国
という、過酷なスケジュールをこなしている彼らにちょっと同情。
そりゃあ、ジュビロに押され気味でも仕方あるまい。
ロナウドは後半センターサークル付近からほとんど動かないし。
それでも、最後はバシッとゴール決めてさすが!なところを見せてくれましたが、私はロナウドよりもロベルト・カルロスが好き。
ロベルト・カルロスは最後までいっしょうけんめい働いていました。
あと、サラトガ、ラウル。彼らもよく走って貢献してた。
試合後、他の選手はさっさと帰っちゃったのに、ロベルト・カルロスだけは
ジュビロの選手と握手したりして挨拶してた。というか、ジュビロの選手が
寄ってったとも言うけれどね。でも、ちゃんとひとりひとりと挨拶してたよ。
いい人だな〜〜〜本気で感動。
残念だったのは、私が一番好きなジダンが出なかったこと。
マジでガッカリ。

しかし、ただのお遊びの試合じゃあイマイチ面白くないもんですね。
一度でいいから、本気モードの試合を現地で生観戦してみたいっ!
現地人に連れて行ってもらわないと無理だろうけどね。

久しぶりにスタジアム観戦したけど、やっぱり生はいいねぇぇ。
観る映画を決めるとき、俳優、監督、脚本のうち、どれが一番大切だろうか?

映画を観始めたばかりのころは、まず何はなくともとにかく俳優で、好きな俳優が出ている作品ならとりあえずは観る、という感じだった。
そのうち、俳優も外見だけでなく、演技力のある俳優に目が行くようになり、
演技力のある俳優が観たい!と思うようになる。
そして、面白い映画を観たときに、この映画の監督は誰だったか?と気になる
ようになり、俳優も気になるが監督でも映画を選ぶようになった。

それで、ようやく本題に入るのだけれど、好きな監督をひとりあげてください
と言われたら、デヴィッド・フィンチャーをあげる。
私が初めてデヴィッド・フィンチャー作品を観たのは「セブン」
残念ながら劇場ではなくビデオで観たのだけれど、かなりの衝撃を受けたのを
覚えている。あの無気味さ、異常さ、そしてラストの後味の悪さと言ったら、あれ以上のものはない。他に比べるものがないほどに、私にとってはかなりの衝撃を受けた作品だった。この作品でデヴィッド・フィンチャーの名前は確実に私の頭に刻み込まれたのである。
そして、そのあとは「ファイト・クラブ」である。
フィンチャーの作品の中で私が一番好きなのがこの作品。
何が面白い?何で好きなの?と聞かれてもうまい言葉が見つからない。
なんだかわかんないけど、どにかく好き!
音楽も映像もクールだし、何年たって観ても絶対に古さを感じさせない
作品だと思う。それに、出演者がみんないい。
エドワード・ノートンとブラッド・ピットの二人はもちろんだが、
マーラ役はヘレナ・ボム・カーター以外に考えられない。
最高のキャストが集結してる。
この映画はフィンチャーの代表作だと思う。
エドワード・ノートンブラッド・ピット、それぞれの代表作でもある。
とにかく、この映画も「セブン」同様、無気味でグロいけれど、強烈な印象を
残した作品。

ところが、デヴィッド・フィンチャー監督が「パニックルーム」(2002)以降、作品を作っていない。話はいくつか持ち上がったらしいが、いつの間にか消滅していたりして、それこそ、首をながーーくして待っていたのだがやっと、次回作が決まったようである。

「ゾディアック」
70年代、サンフランシスコで実際に起こった未解決の連続殺人事件の話が
ベースらしい。出演者を見ると、
ロバート・ダウニー・Jr.
アンソニー・エドワード
ジェイク・ギレンホール
そして、ゲイリー・オールドマン
こう名前を並べると、どう考えてもゲイリー・オールドマンが犯人役。
まんま、なのだろうか?
しかし、ロバート・ダウニー・Jr.とかアンソニー・エドワードっていうのも
いまいちピンとこないんだけれど。題材は面白そうなので、監督がどう料理するのか?楽しみにしている。

そして、そのあとに控えているのが、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット共演の映画なんだけれど、これがよくわかんない。
50歳の男が30歳の女性に恋をして、しかも男は年がどんどん若返ってしまうというストーリー。
なんで?なんでこんな映画をフィンチャーが選んだの??
うーん。理解に苦しむ。企画が無くなる可能性もあるが何があったのだ?
監督。
友達がiPodが発売になってすぐに買って使ってて、これはいいっ!と絶賛
していたので、私も欲しいなぁとずっと思っていた。
買おうと思えばボーナスですぐに買うこともできたのだけれど、
私にはずっと愛用しているCDポータブルプレイヤーがあったので、
iPodはしばし見送っていたわけです。
これが使えるのにiPodを買うのは、なんとなくためらわれで.。
でも、いつかはiPod!と思っていたら、なんと昨日愛用していたCDポータブルプレイヤーがとうとうぶっ壊れて音が出なくなってしまった。
あぁぁ、とうとう壊れてしまった。なんとなく寂しい思いもありながら
だーったらiPod買うしかないっしょ!とこれでiPodを買う理由ができた。
別に誰がとがめるわけではないけど、なんとなくまだ使えるものがあるのに
新しいものを買うのは抵抗があったので。
思い出深いCDポータブルプレイヤーは捨てないで大切に保管しておくことにして、仕事帰りにウキウキでヨドバシカメラへ。
6月末に発売になったばっかりの20GB32,800円を購入。
フルカラー表示で最大5,000曲まで入る。
写真も入れられるしスペイン語や英語の勉強にも役立ちそうだ。
ところで、iPod用の液晶保護フィルムっていうのがあって
これがいろんな種類があって楽しいの!
カバーも種類豊富だし、すぐには選べなかったから、これはまた後日。

それにしても、Apple製品ってどうしてこうカワイイものが多いんだろう?
私も以前はwindows派だったけれど、2年前に2台目のPCを買う時に
思い切ってiBook買ってから、すっかりMac派。
自分で使ってみて初めて、何故多くのMacファンがいるのか?
しかも、何故みんな熱心なファンなのか?納得。
デザインがかわいいっていうのもあるけれど、使っていると愛着が湧くんだなぁ。可愛げがあるのは断然Macです。
サンディー結婚?!
先週、アメリカyahooにサンドラ・ブロック週末に結婚か?!
みたいな記事が出ていて、またどうせガセネタだろうと思っていたら
今日になって、先週土曜日にジェシー・ジェイムス(35)と結婚。
セレモニーが盛大に開かれたっつー記事が載っていたので、どうやら本当らしい。やーー良かったね、サンディー!と祝福したいのだけれど
このジェシー・ジェイムス氏は35歳にして3度目の結婚。
しかも、ふたり子供がいるそうです。ま、アメリカじゃあ珍しいことでも何でもないっちゃーないし、ましてやハリウッドの人たちですからねぇ。
しかし、このジェシー・ジェイムスは思いきり体育会系のお方で
腕っぷしは強そうだし、その太い腕にはタトゥーがくっきりと。
なんとなく、見た目『ワイルド・バッド・ボーイ』って感じなの。
サンディーはこういうワイルド系好みみたいですけど、かつては
最近、ペネロペとラブラブ状態のマシュー・マコノヒーとも付き合って
いたのにね。でも、マコノヒーもああ見えてテキサス男だから
サンディーは都会派気取りのヤツよりも、ワイルドな男が好きなのかも。
去年(だったかな?)のインタビューで
「離婚はしたくないから結婚には慎重なの」
って言っていたけれど、大丈夫なのかしらん?ちょっと心配。
バッド・エデュケーション
やっと観て来た『バッド・エデュケーション』例によって下高井戸シネマにて
(原題はLA MALA EDUCATION)
アルモドバル監督作品は『オール・アバウト・マイ・マザー』
「トーク・トゥー・ハー』に続き3本目の鑑賞です。

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映画監督エンリケのもとに初恋の男性イグナシオが現れる。イグナシオは、彼らの寄宿学校時代の体験に基づく脚本を持っていた。しかしエンリケは彼の素性に疑問を抱き、意外な真実を知ることに。
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まず、男性同士のこういう物語っていうのにあまり慣れていないので、なんつーか、はぁぁ・・・。そうなんですかぁ。という、ちょっと腰が引けてる感じです、私。こういう過激な脚本でガエルはよくこの作品に出演しようと思ったよなぁ〜と彼の役者魂を見た気がします。
あんなオヤジにかぶりつかれて・・・あぁぁぁ〜〜〜ガエル。(泣)
よく頑張った!感動したっ!
ガエルも良かったが、この物語の核である寄宿舎時代の神父の演技に引き込まれましたね。彼が少年に心奪われてしまっているその表情たるや、恍惚というのか、すがるような、ねっとりした目つきで彼を見つめていて、本当にゾッとしました。
イグナシオが寄宿舎時代に負った心の傷が、その後の彼の人生に暗い影を落とし、結果的には悲劇へとつながった。歪んだ世界は歪んだものしか生まないってことだよね。みんなが不幸なアンハッピーエンドです。
しかし、最後に登場人物のその後〜みたいなことが文章で出てくるんだけれど
あれはいらないって気がする。
アルモドバルの半自伝的映画と言われているからかもしれないが、アルモドバル以外の人も実在しているということをほのめかしたいのか?
それともその逆なのか?理解に苦しむ。

結論から言うと、私はこの監督はあまり好みではないんですよね。
前作『トーク・トゥー・ハー』もダメだったけれど、やっぱりこれもあまり受け付けない感じです。感性の違いでしょうか?
タランティーノの『パルプ・フィクション』『キル・ビル』を面白いと思えないのと同じような感じです。

3連休中に読む本

2005年7月16日 日常
この本は本屋で何度も見かけたのだけど、一度も手にとったことがなかった。

昨日、尊敬する先輩から「佐藤富雄先生の本は良いから読んでみたら?」と言われたので即購入。私に足りないことについて書いてあるらしい。
とにかく、3連休中に読む予定。

今日は例の下高井戸シネマで「バッド・エデュケーション」を鑑賞。
感想はまたあとで。
それにしても、最近新作映画を観ていない。
実のところ、スターウォーズも宇宙戦争もあまり興味がなく、
バッド・マン・ビギンズも特に興味ないので、観たい映画があまりない。
スターウォーズは最初っから観ないときっとつまらないと思うので、いつか時間のあるときに全タイトルをレンタルで観るのもいいかな?って思う。
空港は海外に出かけるときに利用するだけなので、本当にたまにしか行かないのだけれど、好きなんだな。
遠い国へと飛び立つ前の昂揚感であったり、愛する人との別れであったり、とにかくいろんな国の人がたくさん集まる場所だけに、いろんな物語が生まれそうでとっても興味を惹かれる場所である。
空港と言って思い出すのは「ラブ・アクチュアリー」の冒頭とラストのシーンに出てくるイギリスのヒースロー空港の情景だ。
私は、あのシーンを観ると何故か毎回泣いてしまう。
家族や恋人同士が笑顔で抱き合う情景は見ているだけで幸せな気分になれる。
にもかかわらず涙が溢れるのは自分でも不可解なのだが。

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スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演というゴールデン・コンビによる3本目の作品。東欧のクラコウジア(本作のために設定された架空の国)からニューヨークを訪れた旅行者ビクターが、母国の突然のクーデターにより“無国籍”状態になってしまう。アメリカへの入国許可が下りないまま、彼は空港のターミナルで9ヶ月間も過ごすことに・・・。
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トム・ハンクスは「フォレスト・ガンプ」以来好きな俳優で、なぜかわからないが、この人の映画だと安心して観ていられるって感じがする。
この映画の中ではクラコウジアという架空の国の人間で英語がわからない男を演じていますが、意志疎通がはかれないがためのもどかしさや、おかしさをうま〜く演じてます。トム・ハンクスはこういう誠実ないい人役がしっくりくる。こちらの勝手なイメージなのかもしれないが。でも、実際にトム・ハンクスは撮影現場でもスタッフのひとりひとりに挨拶して回ったりして、ものすごく評判がいいらしいです。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズはずっと制服姿だったせいもあるけれど髪型もフライトアテンダントらしく、全体的にとてもシックな感じでした。
いつものどちらかというと悪女的な役とは違って、サラッと女らしく、しかもかわいらしい女性を演じてました。すごく好感持てたなぁ。

空港職員に恋している機内食搬送係役?でディエゴ・ルナが出ていたけれど、あのヒゲは一体なんだろう?あのかわいい顔にはあまり似合わなかったです。
あと、空港内の清掃係のグプタ役で出てるのがクマール・パナーラ。
って誰?と思われるでしょうが、
この人は「ザ・ロイヤルテネンバウムス」(私のお気に入り映画のひとつ)に
ジーン・ハックマンの友達役として出ていたんです。
久しぶりに、あの訛った英語を聞いて、嬉しくなってしまった。
あの独特の雰囲気。演技してないところがいい感じです。(笑)

スタンリー・トゥッチは相変わらずいい味だしてました。
あの、エンドウマメのような顔でいぢわるな役、ピッタリ。
保身に走るとたいていああいうことになるんだわね。

ビクターがアメリカに入国拒否されてから、空港の中で待つと決めて
一体どうやってサバイバルして生きていくか?というところに興味が
集まるのだけれど、ひとつひとつのエピソードが微笑ましいのだなぁ。
トム・ハンクスだからねぇ。
いや、安心して観ていられるってことは良いことだ、きっと。
最後に明かされるピーナツ缶の謎は謎というほどのものでもなかったように思えるけれどね。確かに美しい話ではあるけれどね。
問題は約束をいかにして果たすか?ということだから、それはどうでもよいことなのかもね。
トム・ハンクス好きには十分楽しめる作品でありました。
ほのぼの気分になりたい人にはおすすめ。

BBQ

2005年7月10日 日常
今日は知り合いの人のお家の庭でBBQやりました。
男性陣がとても優秀?で準備から料理まで手際良くやっていただき
女性はほとんどやることがなく、食べるだけという状態でございました。
聞いたら、みなさん学生時代からアウトドアな人たちの集まりで
スキーに行ったり、キャンプしたり、オフロードバイク乗ったりで
アウトドアはお任せ!の方たちだったんですね。
キャンプ用のデカイ鍋や他の道具もみんな持参で、ジンギスカンまでやっちゃいました。

うまかったーーー!!

しかも、そのお庭で「スモークチキン」と「スモークチーズ」まで作ってくれてまして、これがまた最高に美味いんだわ。
BBQって久しぶりにやったけど、太陽の下で食べたり飲んだりするのって、
なんであんなに美味しいんだろう?ダイエットを忘れて食べまくりました!
楽しかった〜〜。またやりたーい!

ところで、今週もtsutayaでビデオを借りました。
「ターミナル」「砂と霧の家」「チェイシング・エイミー」の3本。
「チェイシング・エイミー」は友達のおすすめ。やっと借りられた。
ベン・アフレック出演のコメディー。
金曜日は「バッド・エデュケーション」を鑑賞予定。
水曜日のレディースデーは何か観ようかとは思っているけれど未定。
どうしても観たい!という作品があまりないから観ないかも。

サイドウェイ

2005年7月10日 映画
私の知り合いにソムリエの資格を持っている人がいる。
彼女のおうちに遊びに行くと、かなり高い確率でおいしいワインにありつけるのである。私は、ワイン、ビール、焼酎、日本酒、カクテルとアルコールはほぼパーフェクトに何でも口にするのだが、ワインに対する想いは他のアルコールとはちょっと違う。
ワインのコルクを抜く一連の作業から、グラスにワインを注ぐ時の一瞬の静寂。
何年もの時を経て空気に触れたワインのかもし出す豊かな香り。
ワインには他のアルコールとは違う独特の「物語」がある。
だから、なんとなくロマンチックに酔えるアルコールだと思う。

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DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/07/07 ¥3,990 小説家志望の中年の国語教師マイルスと親友ジャックは、旅先のレストランで美人のマヤと出会う。調子のいいジャックは婚約者がいるのにナンパした女性とうまくやっているが、結婚に破れ、小説家の夢もどうなるかわからない、何もかもうまくいかないマイルスは、マヤにひかれつつも一歩が踏み出せずにいた。『アバウト・シュミット』のアレクサンダー・ペイン監督が、平凡な男が人生を見つめなおす姿をユーモアと人情あふれる演出と脚本でつづる。
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人生80年生きると仮定して、その折り返し地点で自分の半生を振り返ってどう思うのだろう?
自分にはいいことがちっともなかったし、やり残したことばかりで後悔だらけの半生だと思うのか?
それとも、いろいろあったけれど、ここまでのところはそんなに悪くないな、と思うのか?
決めるのは誰でもない、自分なのだと言うことを思い起こさせる映画だ。

主人公のマイルスは親友ジャックの結婚を1週間後に控えてふたりでカリフォルニアのワイナリーを巡る旅に出る。マイルスはジャックにいい思い出を作って欲しいと思いあれこれ計画を立てるが、ジャックは結婚前に最後の羽目を外そうと目をつけた女性に声をかけまくり、好き勝手に行動する。
主演のマイルス役のポール・ジアマッティのダメっぷりと親友でジャック役のトーマス・ヘイデン・チャーチのノーテンキぶりの対比が笑える。
マイルスは離婚のショックからいまだ立ち直れずにいて、情緒不安定。
別れた奥さんのことがいつまでも忘れられず、目の前に女性がいてもイマイチ積極的になれない。
一方のジャックはマイルスとは全く反対の超ポジティブタイプ。
考えるより先に行動してしまうタイプ。アバンチュールを楽しむジャックにはこれっぽっちの罪悪感もない。(なんという羨ましい性格!)

マイルスは離婚後、現実から目をそらして生きてきた。
いつかは、(もしかしたら)彼女とヨリを戻せるのではないか?と何の根拠もないのに漠然と思っていた。でも、それは彼女の再婚という事実を突然突き付けられ、あえなくその希望は崩れ去る。そこへ追い打ちをかけるように、自分の小説が本になるチャンスも消えた。
そして、ようやく現実を受け入れ、彼の中で止まっていた時間が再び動き出した。彼女(マヤ)がワインには飲み頃がある、その時を逃すと味はどんどん落ちていくから、その時を逃さずに飲まないと(というようなこと)と言っていた。ワインが熟成して飲み頃があるように、マイルスにとっては、今までの止まっていたかのような時間も実は必要な時間だったのだと思える。

とうとう思い切って前に進み、マヤの家のドアをノックするマイルス。
結果はどうであれ、とりあえず目の前のドアを叩いてみることだ。ただ立ち尽くしているだけでは、何も起こらない。自分で扉をノックしてみて初めて動き出すのだと思う。マイルスの目の前のドアは開かれたのだろうか?彼女は彼を受け入れてくれるのだろうか?
この映画のラストは観る人が想像しなければならない。
だから人によって違うものになる。私はもちろんハッピーエンドを選択しましたけれど。

そして、この映画観て、ちょっと頑張ろうって思えた。
諦めないで続けること。
気になるドアがあったらとりあえずノックしてみること。
私にもノックしたい扉がいくつかある。結果はどうであれ、ノックしないと始まらないってことだよね。何ごとも。
今日は「サイド・ウェイ」を下高井戸シネマで観て来た。
下高井戸シネマの会員になって3年程になる。
会員になったきっかけは、その当時行っていた美容院のスタッフの人の紹介だった。その人は映画は好きだけれど、込んだ映画館に行くのが嫌いで、いつもレンタルビデオで借りて観ていたそう。
下高井戸に住むようになって、ここの映画館のことを知って入会したとか。

詳しくはこちら
  ↓
http://www.ne.jp/asahi/kmr/ski/shimotakaido_cinema.html

ここの会員になっておいて絶対に損はない。(断言)
だって、入会金払った分でフリーチケット貰えるし、それでもうモトが取れたようなもんですからね。
駅からも歩いてすぐだし、建物もきれいだし。
ここの映画館ではずいぶんたくさんの映画を観たなぁ。
そのどれもが印象深い映画ばかりで、ここで観た映画のDVDは結構買っている気がする。いつも良い作品を上映していて、時にはメインとレイトの2本続けて観ることもあったりする。
ハリウッドの大作はほとんど上映されないので、そういう映画で観たいのがあったら、シネコンで観るけれど、それ以外のミニシアター系のものはだいたい、ここで観ています。
私にとっては大切で、なくてはならない大好きな映画館です。

ちなみに今週の土曜日からは「バッド・エデュケーション」が上映されます。
ガエルの出演作なのでとっても楽しみ!

ところで、今日発売の『Frau』は映画特集だったので即買い。
今年後半に公開になる映画のページもあったので
あとでゆっくりじっくり検討しよっと!
ガエルの出演作を2本レンタルしたので鑑賞予定。
これは、さっき観たのだけれど感想はまたあとで。
今週は忙しいので2本観るのはシンドイかも?
ま、ちょっとずつ書いていきます。
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<スタッフ&キャスト>
監督:フィト・パエス
出演:セシリア・ロス ガエル・ガルシア・ベルナル

<ストーリー>
マドリードの女性とブエノスアイレスの青年?“声”に導かれた運命の愛。20年ぶりにブエノスアイレスへ帰国したカルメンは受話器越しに偶然聞いた青年グスタボの声に、官能を覚えた。昔負ったトラウマから人と触れ合うことができないカルメンは、顔も知らないグスタボを雇い、アパートメントの隣室で、自分のためだけに本を読ませることに。その声に身を委ね、ひとり陶酔の時をすごすカルメン。顔をあわせず“声”だけで繋がれた関係は、濃密な緊張感と異様なまでの高揚感をかもし出す。壁越しの夜をくりかえすうちに、ふたりはいつしか惹かれあっていった・・・。
(アマゾンより引用)
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ガエル・ガルシア・ベルナルに、しばらくハマりそうです、私。
いや、もうすでに「モーターサイクル・ダイアリーズ」以来ハマっているのですが、彼のあの笑顔に毎回毎回ヤラレてます。
彼の笑顔を見るたびに、デレーーーッとなり、幸せな気分になっちゃう。
ほんとに、彼のあの小さな顔を両手で挟んでギュッとして、いぢめたくなってしまうくらいにカワイイ。←自分でも意味不明
ま、そんなガエル君が運命のいたずらによって、あってはならない禁断の愛に身を投じてしまったお話です。

はじめにラストの話をするのも何ですが気持ちの良いラストではありません。
「悪くない結末よね」と映画の中のカルメンはグスタボに向かって言いますが
いやーどう考えても後味悪い結末でしょう。
運命のいたずら。まさに悲劇。
真実が明かされたときの衝撃でグスタボ(ガエル)はおおいに動揺しますが、
私もグスタボに感情移入してホントに私も吐きそうだった。
愛しあう二人に年齢は関係ないとは言いますが、42歳女性と22歳男性の恋愛って実際どんな感じなのだろうか?有り得るのだろうか?
あーんな若くて美しい男の子が、私に夢中になってくれたら嬉しいけれど、
でも、20歳の差は自分の気持ちにものすごいブレーキをかけるんじゃないかと思う。しかし、そのブレーキをかける気持ちが大きければ大きい程、反対に相手に惹かれてしまうのかもしれないな、とも思う。
イケナイ!と思うとやってみたくなるのが人間の性(さが)って
やつですからねぇ。
でも、二人の問題はそんなことよりももっと大きな問題だったのですよね。

それから、カルメン役のセシリア。怖かったーーー。
何かピーンと張りつめたものが彼女からは感じられました。
画面を通しても、彼女の周りの空気が張りつめている感じが伝わって来たし、近寄りがたい、届かない感じの女性を好演していたと思います。

(余談)
劇中にモデル役のガエルくんのポスターが出てくるんだけれど
シモの方の○がちと見えてましたが、あれは私の目の錯覚??
お父さんに「恥さらしだ!」と一喝されてしまったことを考えると
やはり、そうではないかと思われます。ちょっとビックリ!
ああいうのって、アルゼンチンではOKなんですかね?素朴な疑問。
あれ?日本もいいんだっけ?一時期、○アー解禁!とか騒いでいたときが
あったけれど。忘れました。

それから、やはりガエルくんの肩幅は狭い、と再確認。
彼って身長も170センチなさそうだし、ホント華奢。
ちょっと物足りないなぁ〜と思いつつ、でも筋肉ムッキムキのガエルくんは
かわいくなーい!!やっぱり、彼は今のままが一番良いわ♪
昨年、アメリカ旅行中に車でアリゾナ州を横断した。
たまたま昼食をとろうと立寄ったバーガーキングの出口で
あるネイティブ・アメリカンの夫婦に声を掛けられた。
私が初めてネイティブ・アメリカンと接触した瞬間だった。
何やら彼らの話を聞いていると、私のお粗末なリスニング力でも
お金を貸して欲しいと言っているのは理解できた。要は物乞いだったのだ。
さて、どうしたものか?と困っていると、その様子を見ていたティーン
ネイジャーと思われる白人の男の子が、彼らにバーガーキングのテイクアウトボックスを差し出して、一言
「Merry Christmas !」と言い、私たちに目配せして去って行った。
その日はクリスマス・イヴだった。
ネイティブ・アメリカンの夫婦は彼に向かって
「Thak you, Thank you」と言うと、今度はまた別の白人の男性のところへ
行き、お金を貰っていた。
私は、呆気にとられてしまったのと同時に、ショックを受けた。
彼らはああやって物乞いをしないとクリスマスも過ごせないのか?
と思うと、アメリカという大国の陰を見たような思いだった。

前置きが長くなってしまったが、こういうことがあって、
少しネイティブ・アメリカン(インディアン)に興味を持つようになった。
この「ダンス・ウィズ・ウルブズ」は1990年の作品で少し古いのだけれど
知り合いに薦められて観ることにした。

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ケヴィン・コスナーの第1回監督主演作品で、アカデミー賞作品、監督、脚本、音楽賞など7部門を制覇、またベルリン映画祭でも銀熊賞を受賞したスペクタクル西部史劇。 南北戦争で英雄となった北軍中尉ジョン(K・コスナー)は、戦後フロンティアを夢見てダコタ最西部の砦に赴任し、ネイティヴ・アメリカンのスー族と親しく…
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白人の中尉であるジョン(ケヴィン・コスナー)がネイティヴ・アメリカンのスー族の彼らと少しずつ親しくなり、最終的には家族同然の関係となる。
白人でありながら、少しずつネイティヴ・アメリカンの彼らと同じ視点に立つようになっているジョンから見た彼らの世界が描かれている。

はじめはお互いに違う言語を話しているわけだから、言葉でお互いを理解することは難しい。というよりも、不可能。言葉が通じなければどうするか?というと、なんとか相手を理解しようと行動や声のトーン、表情や目を見て、相手の心を見るように努力する。言葉が通じないからと言ってもそれらの情報があれば、なんとなくどういう人間なのかわかってしまうものだ。

ジョンと”蹴る鳥”はお互いに警戒心を抱きつつも、好奇心がそれに勝って自らが相手に近寄り、互いを理解しようと努力する。この二人が少しずつ友情を育み、信頼を深めて行く様子がゆっくりと時間をかけて描かれている。
スー族が力でジョンを制するのは簡単だったが、それを行使せずに理解を深めようとする彼らの姿勢が素晴らしい。ひとつの種族が大きな家族のようなもので、年長者の言うことには必ず耳を傾けて従い、集団で協力しあって狩りをし、お互いに助け合う。スー族(ネイティヴ・アメリカン)の秩序のとれた世界に彼らの神髄をみた思いだ。

狩りといえば、圧巻なのはバッファローの狩りのシーンだ。
数えきれない程のバッファローの大群が一方向に向かって猛然と走り去る様子はものすごい迫力だった。
一体、どうやって撮影したのだろうか?
バッファローが演技できるわけでなし、どうやって走らせたのか不思議。

最終的には力でネイティヴ・アメリカンを制圧、降伏させてしまう白人側。
わかってはいたが、悲しいラストだった。
しかしながら、それだけではない何か心に残る秀作だ。

メバル釣り

2005年7月3日 日常
メバル釣り
今日は釣りに行って来ました。
釣りと言えば朝早いものと思っていたら、メバル釣りは夜なんだって。
知らなかった。港から船に揺られて20〜30分のところで釣り糸を垂らして
魚がかかるのを待つのだけれど、船に乗って釣りするのは初めてだったから
めちゃめちゃ楽しかった〜〜!
途中、隣の人と釣り糸がからまっちゃったりして、仕掛けを何回もつけ直し
したりしてたが。結局、メバルが7匹、カサゴが1匹釣れました。
煮付けにすると美味しいらしい。

ポリー my love

2005年6月29日 映画
私はベン・スティーラー大好き!
なので、彼の出演作はほとんどとは言わずとも、かなり観ていると思う。
私が初めて彼を知ったのは、おそらく「メリーに首ったけ」だったと思うのだが、映画館で大笑いして涙流しながら観てたなぁ。
そう言えば、この映画でもそうだけれど、彼はトイレで必ずトラブルが起こる、ことになっているようだ。

「ポリーmy love」は何も考えずに観て笑える映画なので、
今日みたいな週の真ん中に観るのは良いかも?
観たあとに何も残らないんだけどね。
それでいーんです。
アハハ!と笑って、スッキリして、あと残り3日頑張ろう!
あと、ジェニファー・アニストンも出てるけれど、どうしても『フレンズ』の
レイチェルの印象が強過ぎて、何やってもレイチェルと思って観てしまうなぁ。

ところで、ベン・スティーラー出演作でおすすめベスト3をあげるとしたら

1.『メリーに首ったけ』
2,『ザ・ロイヤルテネンバウム』
3.『ミート・ザ・ペアレンツ』

『ミート・ザ・ペアレンツ』はデ・ニーロが自分の猫をまさに猫っかわいがりしてる様子も面白いし、トコトンまで運が悪いスティーラーが笑えます。
続編がアメリカではすでに公開済みだけれど日本はいつ?早く観たいぞ!
『ザ・ロイヤルテネンバウム』は独特のワールドが最高にいいっ!
この映画の雰囲気は言葉では説明しがたい。
とにかく、観てもらえばわかります!(としか言えない・・・。)
ベン・スティーラーのみならず、ジーン・ハックマンが超いい加減なおやじ役
で、出てて面白い。出演者は、ウェス・アンダーソン監督の世界に染まってしまうのか、いつもの出演作とは違う演技しているような気がする。
みんないい味出してます。

パリ、テキサス

2005年6月26日 映画
この前『Buena Vista Social Club』を観たと言ったら、
ヴィム・ヴェンダース好きの人から『パリ、テキサス』を薦められたので
借りて観ることにした。

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DVD ハピネット・ピクチャーズ 1998/10/25 ¥3,990 アイデンティティーと居場所を見失った男が、徐々に失ったものを取り戻していくロードムービー。記憶を失った主人公トラビス。彼は、自分がこの世に生を宿した場所、テキサス砂漠の「パリ」を探す放浪の旅に出る。それは4年前に別れた息子と出会い、妻=母親を捜す旅の始まりでもあった。 未来を生きるために現実をみつめ、過去をふり…
***********************************

映画の全編に流れる、ギターの音色が良い。
音の響きというか、余韻の残る音が映画の雰囲気にぴったりだ。
何とも言えないもの悲しい音で、とても印象的だ。
ちなみに音楽は『Buena Vista 〜〜』のライ・クーダー。

失踪して死んだと思っていた兄がテキサスで見つかり、迎えに来た弟。
4年ぶりに会ったというのに何も話さない兄、トラヴィス。
何故、突然姿を消したのか?この4年間に何があったのか?
ただ、言葉少なく、疲れ切った彼の表情から、心に深い傷を負った
のであろう、ということは想像できる。
そして、少しずつトラヴィスの過去が明かされていく。

息子がひとりいること。
子供はトラヴィスが自分の本当の父親であることは理解している。
しかし、記憶にないトラヴィスを父親だと言われても子供には
すぐには馴染めない。どうにかして息子と仲良くなろうと努力する
トラヴィスに息子は冷たい。しかし、時間が経つにつれてふたりは
心を通わせるようになる。

美しい妻がいたこと。
弟の家で観た8ミリには、トラヴィスには不釣り合いとも思えるような
美しい女性が映っていた。家族3人が幸せそうに映っている。
一体、何があったのだろう?という謎がまたふくらむ。
この謎は映画の後半の最後にトラヴィスの口から、妻へと”直接”
「告白」される。

嫉妬という恐ろしい泥沼に入り込んだら、あとは沈んで行くだけなのだ。
そこから抜け出すのは難しい。
抜け出す方法がわからずに、どんどんはまってしまい、お互いに傷付け
あってしまった二人が出した結果がいまこうしてあるのだろう。
息子がいても、もう二つの人生が交わることはないのだろうか?
ラストは、希望がありながらも寂しい。
スティーブン・キング原作とは知らずに観ていました。
特にジョニー・デップが好きというわけではないんですが、なんとなく気になってレンタルビデオ屋で手にとってしまいました。
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DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005/04/22 ¥3,990 ミステリー作家のモートのもとにシューターという男が現れ、モートに「俺の小説を盗作したのだから、俺の名前で出版しろ」と要求してきた。たちの悪いストーカーと判断したモートは相手にしなかったが、シューターが持ってきた原稿を見た彼は愕然とする。それは彼の『秘密の窓』という小説と酷似していたのだ。 スティーブン・キング…
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私、こういうミステリーものって最後の最後まで謎がわかんなくて、
えぇぇ〜〜??っていつもすっかり騙されるタイプです。
『シックス・センス』とか『アザーズ』とかもぜーんぜん最後まで
わかんなかった。

その私が、今回は途中でわかってしまいました。ハハハ!
もっとひねりが欲しかったなぁって感じです。←えらそう>私
どうも話にのめり込めなくて途中、眠気に襲われました。
悪くはないけど、私好みじゃなかったな。

White Sands

2005年6月21日 日常
White Sands
White Sands National Monument

アメリカのニューメキシコ州にある国定公園です。
写真で見てから一度絶対に行ってみたくて
昨年12月に行って来ました。

前日に雪が降ったので、砂の上にあるより白いモノが雪です。
ものすごく広いので、ほんの一部しか見られないのですが
それでも迷子になりそうです。
昼前から日没までいたのですが、全然飽きなかった。
もう一日いたかったくらいでした。

あと、この公園内に砂漠に住む動物や植物について
展示してあるところがあるのですが、そこにいた係のおじいさんが
Back To The Futureのドクそっくり!なおじいさんで
すごく親切にいろいろ説明してくれました。

そう言えば、ここが映画のロケに使われたことがある
って言ってましたが、いったいどの映画なのか?
私もいまだにわかりません。

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