年末から風邪ひいて正月は本当に寝正月だった。
熱はないんだけれど、一度咳が出ると咳が止まらない・・・。
夜中にはオエッ〜〜ってなっちゃうくらいに咳がでる。
きたくなくてスミマセン。
それで、昨日やっと病院に行って薬を処方してもらったんだが
咳止めって眠くなるのよね〜〜〜それに、今日は喉が渇いて
仕方ない。喉の奥の方がヒリヒリした状態で、超ドライ状態なのだ。
それで水分が欲しくてついガブガブ飲んでしまう。
おまけに咳ばっかしてるから腹筋痛いのなんのって。

でも、薬飲んでるからお酒飲めないので
2日の夜以来アルコールを口にしていない!
たかが4日、されど4日なのだ。
4日も飲まないなんて、ここ最近はなかった。(と思う)
このまま飲まなかったらどうなるだろう?って考えたりする。
タバコもやめ、お酒もやめるとなると・・・次は走り出すのだろうか?
マラソンに挑戦しちゃったりするのかしら??
まぁ、マラソンっつーのは無理としてもカラダにいいこと
やらないといけないなーーと考えている今日この頃。
今年は運動を生活の中に積極的に取り入れたい。
去年の終わり頃からYOGAを始めたのだけれど(DVDを見ながら家でやってる)お正月実家に帰ったらやり方わかんなくてやんなくなってしまった。
また、再開しなければっ。

それにしても、寒いッ!!
何なんだこの寒さは。ブルブルブルッ!
大雪の降っている地方の方たちに比べたら、全然たいしたことありませんが
でも、寒いです。
明日から3連休。きっと寒いよね。外に出たくなくなる・・・。
でも、明日こそ教習所に私は行く!行かなければならないのだ!
そして、仮免の申し込みをするのだ!
早く受験しないとまずいのだ!

ところで、今日は久々にツタヤへ行ってレンタルしてきた。
「おまけつき新婚生活」「アルフィー」「ライフ・アクアティック」
の3本借りた。
どれも観たかったのに、劇場に行きそびれてしまった作品たちです。
楽しみ〜〜。

2005年の終わりに

2005年12月31日 日常
今日は大晦日。
とは言いつつも、あまり年末って感じがしないのは何故だろう?
とにもかくにも、今日で2005年も終わりです。

今年の6月からこの日記を初めて半年。
自分勝手に好きなことをずらずらと書いてきた。
映画のこと、本のこと、仕事のことなどこの日記を読めば、
私の2005年はどういう年だったのか?その半分は知ることができる。

映画は・・・今年は一体何本観たんだろう??
11月にPCをリセットしてしまったので、それまでの記録が全て
なくなってしまったので正確な数字はわからないが、たぶん去年よりは
本数的には観ている、はず。

感想を書いたのはいまのところ33本。
他に観たけれど書いていない
「ロード・オブ・ウオー」「バタフライ・エフェクト」を入れると35本。
6月までに何本観たか不明だけれど、1年のトータルで70近くは観たかな?
今年は家の近くにシネコンができた関係で、レイトショーを観る機会が
増えたし、都心に行く必要がないから気軽に映画館に通えるようになった。
来年もまたあそこに通うことになるだろうな。

来年は・・・年間100本目標にしよう!

ちょっと大きく出過ぎかな?
でも、1週間に平均2本ずつ観ると1か月で8本。1年で96本。
頑張ればできないこともなさそう。
しかし、本数より何より「観て良かった」と思える面白い、良い映画に
出会えることを心から祈っている。
来年も良い年でありますように。
Astor Piazzolla ~Oblivion~
先日観た「輝ける青春」の中で使われていた曲でどうしても気になって
仕方がない曲があった。予告でもずっと流れていたし、本編でも使われていて
もう一度聴きたい!と思って、ネットでサントラを探した。
が、全くヒットせず。

何故だ??

映画ときたら、サントラだろうがーー!!
普通は・・・大抵の映画はサントラってあるでしょう?
だから、すぐに見つかるものと楽観していた。
ネットでヒットしない。日本版が発売されていないだけで
イタリア版はきっとあるはず!と思って輸入版が豊富なタワレコに
行って、サントラコーナーでタイトルで探してみた・・・ない。
それで、店員さんに探してもらうことに。

ーーー5分後、戻って来た店員さんの口からでた言葉は

「イタリアとアメリカと両方探してみたんですが、サントラは出てないみたいですね」
「え?イタリアでも出てないんですか?」
「はい」

と言った店員さんの手に握られていたメモには
” La Meglio Gioventu" " The Best of Youth"と書いてあった。
アメリカでもイタリアでも出てないってことは今後も出る可能性は薄い
んだろうなぁ、とがっくりと肩を落として家路に着いたのでした。

ことの成り行きを洋楽に詳しい友人に話したら、調べてみる〜と言って
その翌日、映画のトラックリスティングを公開しているサイトをメールで
教えてくれました。(海外の個人サイトみたいでした)

い、いったいどうやって見つけたんだろう〜〜?!
しかも、サイトを教えてくれただけでなく、それぞれの曲が試聴できる
AmazonのURLまで貼付けてくれていたのでした。
ううっ、感激!持つべきものは友達だ!
そうして、やっと探し当てました。

- Astor Piazzolla- Oblivion

これです、この曲です。
そして、これがAstor Piazzollaの曲と知って
あぁ、だから私はこの曲が気になって仕方がなかったんだ、と思いました。
私は以前からAstor Piazzollaのファンなのです。
以前もここに書いたように、Yo-Yo Maが彼の曲を弾いたCDが1枚発売
されていて、それを通してAstorの存在を知ったのです。
しかし、Astorのファンと言いつつも彼のCDは持っていません。
これを機にこのCD買おうかな?と思っています。
輝ける青春 La meglio gioventu
とうとう観てきました。
一気に6時間観ようかとも思いましたが、結局2日に分けて
1部2部を鑑賞。
22日の金曜日19:00から1部。
この時間はかなり空席があって余裕でしたが23日2部を観に行ったら、
ほぼ満席状態。前日に映画館の人と話をしたら、満席にはならないと
思いますよ〜なんて言っていたのだけれど、いざフタをあけてみれば
補助席も埋まり始めており、予想以上の人気の高さが伺えました。
観に来ている人たちは女性が多かったのですがわりと年配の人が
多かったようです。
***********************************
世界中の若者が新たな理想に胸を焦した1960年代から21世紀の幕開けまで、激動の20世紀後半を歩んできたイタリア。その年代の息づかいを、ニコラとマッテオという二人の兄弟と、その家族が歩んだ37年間の中に見事に描き出した珠玉の年代記。
***********************************

イタリア、ローマに住むカラーティ家が歩んで来た37年間。

夫婦がいて、子供がいて、その子供が成長して結婚して新たな家庭を作り、
そしてまた子供が産まれ、その子供が成長し・・・というように親から子へ
子から子へと受け継がれてゆく「命のリレー」は、こういうことだった、
とこの映画を観て改めて思う。
夫婦愛、親子愛、兄弟愛、そして男女の愛。
たくさんの愛に溢れた悲しくも、美しい素晴らしい映画。
本当にこの映画に出会えて良かったと心から思います。
はじめは、6時間以上もある映画なんて・・・と全く観るつもりは
なかったのですが、予告を観ただけで泣けてしまって(涙腺弱いのよね)
これは、絶対に観なくちゃ!と思って楽しみにしていました。
これだけの長丁場を飽きさせずにのめり込んで観れるのは、
まずは脚本がしっかりしていて良いから。
そして、役者の演技力の高さ。
主役の二人は本当にいい演技していたと思う。
特に長男のニコラ役のルイジ・ロ・カーショはやさしくて誠実な
長男ニコラを好演していました。

ぜひ、たくさんの人に観て頂きたい。とっても良い映画なので。
この映画を観る6時間6分は絶対に無駄にならないと、太鼓判を押します。
お近くの劇場でぜひ観て下さい!とみんなに言いたいのですが・・・
上映は既に終了しつつありまして、国内では下高井戸シネマのみのようです。

下高井戸シネマ
http://www.ne.jp/asahi/kmr/ski/shimotakaido_cinema.html


ところで、ここからはどうでもいいこぼれ話・・・

*次男のマッテオは、ちょっとヒュー・ジャックマンに似たイイ男系。
鑑賞中に誰かに似てる!とずーーっと思っていたけれど、
ヒュー・ジャックマンの名前が全然出てこなくて、マッテオがスクリーンに
出てくるたびに気になっていた。

*主題曲?と言えばいいのかな?劇中に流れる曲がすごく好き。
予告を観た時からずっと気になっていたのだけれど、
あの曲を聴くだけで泣ける。
サントラが欲しい。

*この映画の舞台はイタリアなので当然言葉はイタリア語。
イタリア語っていいな〜。音の響きが好き。
チャオ!な〜んてかわいい!!あーダメだ。
イタリアの人たちの感情表現が豊かなのは、この言語のせいではないか?
とにかく、身振り、手ぶりを交えて一生懸命話す姿を見ていると
まるで全身で話をしているみたい。

*ローマ、ミラノ、トリノ、シチリア島、フィレンツェ、などなど
イタリアのいろんな都市の風景も美しかった。
いつか必ずイタリアに行くぞ!

*出演者の女性はみなきれいなのですが、特に私が好きだったのが
ミレッラ役の人。黒髪がすごくエキゾチックで素敵。
それに、美人なだけでなく笑顔がとっても魅力的なの。
ああいう女性でいたいなぁと、ちょっと憧れてしまう。
SAYURI
ハリウッドが描く「ジャパン」「芸者」の世界ってどんなもんだろう?
と、ちょっと斜めに構えて観に行きましたが、意外にも良い出来で、私はそれほど違和感や反発を感じることなく鑑賞できた。

***********************************
主人公は、貧しさゆえに置屋に売られたひとりの少女。辛く厳しい日々の中で、全ての希望を見失ったとき、彼女に運命の出会いが訪れる、「こんな美しい日に、悲しい顔は似合わない」そう声をかけたのは立派な身なりをした”会長”と呼ばれる、ひとりの紳士だった・・・。
「もう一度、あの人に会いたい」儚い願いを胸に少女は美しく変貌を遂げ、ミステリアスな輝きを放つ瞳と天性の聡明さによって、やがて花街一の芸者”さゆり”となる。そして、ついに芸者として会長と再会することになるが、その先には過酷な運命と激動の時代が待っていた・・・。
***********************************
(日本語サイトより引用)

まず、日本が舞台になっている芸者の話なのに主演が日本人じゃない。
これについては私も、なんで主演が中国人なわけ?と観る前までは思っていましたが、見た目はほとんど日本人と変わらないし(日本人は顔を見れば日本人か中国人か見分けはつくけれど)話す言葉も映画の中では英語なわけだから中国人でも日本人でも特に問題はなかったと思う。

こんな描写はおかしいとか、日本の文化が間違って伝えられると困るとかいろいろな意見があるようですが、私は芸者のことだとか花街の知識はほとんどないので、アラ探しができません。
だから、どこがどう違うのかがわからないので違和感を感じなかったのかもしれません。しかし、この小説を書いている人も、映画を撮った監督もアメリカ人なのだから、あまり厳密なことを求めるのは方向が間違っているように思う。確かに、でたらめなことを映画で表現されるのは芸者について間違った知識を植え付けることになりますが、芸者はカラダを売るのではない、ということを繰り返し言っていたし、大きな誤解を招くような表現はなかったと思う。
また、これは映画であって ”エンターテイメント”なものとしてどう観るか?という視点に立って観れば全く問題のない作品ではないか。

さて、中国人女優が芸者を演じたことについて私の意見を言うと
全く問題なかった、というよりむしろ良かったと思う。
工藤夕貴も桃井かおりも健闘していたが、チャン・ツィイー、ミシェル・ヨー、そしてコン・リーの迫力には完全に負けていたと言うしかない。
特にコン・リーの情け容赦ない、いじめっぷりは良かった。
もう、どうしようもないくらいにイヤな女で憎たらしいんだけど、女同士の争いにはあの手のキャラクターは必須。コン・リーの情念のこもった破滅的な女、初桃を演じた彼女の演技には完全に引き込まれた。もうちょっと彼女の演じる初桃を観てたかったと思ったくらいで、彼女たちの演技を観て、今回のこのキャスティングには納得した。
もちろん、日本人が演じられたら良かったのにとは思ったけれど、日本であれだけの演技と英語のできる女優がいるだろうか??
(今ふと思ったが、松雪泰子ならいいかも、初桃役)

主演のチャン・ツィイーなんだけれど、実は私はあまり彼女には惹かれなかった。確かに、水のような清らかで澄み切った印象の女性で、アジアンビューティーなのは認める。しかも芯の強そうな顔をしているし、今回のさゆり役にはぴったりだったと思う。だけど・・・なんかイマイチ足りない。
子役からチャンに変わるときも自然にすんなり入れたのは良かったのだが、
色気を感じなかったなぁ。(男性の見方はおそらく違うのだろうが・・・。)
しかも、チャン・ツィイーはああ見えて意外と肩が張っているので、着物がしっくりときていなかったのが残念。

しかし、男爵に着物をやると言われてまんまと罠にはまったシーンはちょっとドキドキしましたね。カメラワークがまた良かった。
奥の入り口から着物のある部屋(カメラのある方)へ二人が向かって歩いてくる様子をとらえつつ、襖が二人が前に進むにしたがってひとつ、またひとつと両側からスッと閉められて行く。着物を見ながら向かい合い、話すふたりの様子を格子越しにカメラが捕らえる。秘められた様子とものすごい緊張感が伝わってくるシーンで印象的でした。
また、さゆりが男爵に帯をとかれ、シュッという着物と帯がこすれる音が部屋に響き渡り着物が床に散ってゆくさまは、淫靡です。
こういうところにも「ジャパン」を感じましたね。

ひとつ謎だったのが、さゆりの踊りなんだけれど、大勢の前で披露した舞台での踊りって完全に普通の踊りから完全に離れていた気がします。あの踊りは一体なんだったのか?ああいう踊りがあるのか?謎です。
なんであそこでいきなり、エビ反ってしまったんでしょう?
あれは何を表現していたのかが不明。

ストーリーは、盛り上がりに欠けてちょっとがっかり。
ラストはそう来たか〜〜と・・・。ま、良かったなぁという思いもあるにはあるんですが、そこまで引っ張らなくていいんじゃなかったの?って思った。

最後に、日本語字幕で観たのですが疲れました。
日本の話なのに英語を話しているのがおかしい、ということではなく
彼等の話す英語が聞きづらい。
字幕を読みつつも、やはり英語を聞きながら観ているわけで、するとどうも
彼等の英語に違和感を感じる。しかも、時々日本語喋ったりするし。
日本人は日本人訛りの、中国人は中国人訛りのそれぞれ特徴のある話し方をして
いましたが、日本人俳優陣より中国人俳優陣の方が英語のレベルは上でしたね。それは明白な事実。渡辺謙、工藤夕貴に関して言えば問題なかったと思う。

余談ですが、アメリカのサイトで渡辺謙のインタビュー映像を見つけたので観てみたのですが、2分以上のインタビューで感情たっぷりに映画の説明をしており、ほぼ完璧と言える英語力でした。
素晴らしい。

意外に(失礼?)良かったのは役所広司。はっきりと、大きな声で話すことが多かった彼は(彼の演じたキャラクターの性格上そうなったみたいですが)私には非常にわかりやすかった。見習いたい。
一方、桃井かおりは若い頃英国留学していたと聞いていたのでもっと期待していたが、彼女の英語が私には一番わかりづらくて聞き取れなかったです。
あの置き屋のお母さんの喋り方だからしょうがないのかもしれないんですが、ちょっときついなぁ、あの英語じゃ。
途中でアメリカ人のお偉い軍人さんが出て来て、普通の英語を話しているのを聞いたときは妙にホッとしました。
この俳優たちの英語をアメリカ人観客が2時間以上聞くのははっきり言って
しんどいと思う。そこがちょっと心配ですが、俳優の演技力で最後まで観させることができるかどうか?にかかってくるでしょう。
イン・ハー・シューズ
以前、「エリザベスタウン」か「イン・ハー・シューズ」を観るか?
で迷わず(でもないか)「エリザベスタウン」を選択して、後悔した私。
そのうち、「イン・ハー・シューズ」を観るぞ!と思っていたものの、
いつもいくシネコンで昼間しか上映しなくなり、このままじゃ観ないで終わりそう・・・と思った矢先に上映時間がレイトショーに切り替わったので
即観に行きました。

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仕事にも就かず怠惰な生活を送るマギーは身勝手な性格から姉ローズに見放され、家を出るはめに。行く当てに困ったマギーは、それまで存在さえ知らなかった、フロリダに住む祖母エラのもとへ向かう。
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キャメロン・ディアスとトニー・コレットが演じる姉妹は、
当然トニーがお姉さんでキャメロンが妹。
私の持っているイメージ通りなんだけれど、実はこの二人同じ年
なんだってね。見えなーい!
トニー・コレットの方がキャメロンよりかなりお姉さんだと思っていた。
「シックス・センス」でのハーレイ・ジョエル・オスメントの母親役が印象深かったせいかな?
それにひきかえ、キャメロン・ディアスは「メリーに首ったけ」だの
「チャーリーズエンジェル」だのいわゆるひとつの”かるーい女の子”役が多いからね・・・。

しかし、彼女も”女の子”というのもちょっと無理がある年齢・・・になってきましたね。
今回の映画のマギー同様に、そろそろ難しい年齢に差し掛かってきたなって
感じがします。今までは若さでなんとかやってこれたが、ここから先は
そういう若さで勝負もできなくなるし、かと言って母親っていうイメージでもないし、年齢的にも早い。
今回の作品はちょっと転機になるのかな?今後はこういう路線の作品に
どんどん出演するのかしら?次回作はなんだかわかりませんが・・・。

と思って調べてみたら、「シュレック3」(まだやるか?)のあと
「Holiday」っていう作品で、これもコメディーでんがな!!
出演:ジャック・ブラック、キャメロン・ディアズ、
   ケイト・ウィンストレット(!好き、この人)
監督:ナンシー・メイヤーズ
ナンシー・メイヤーズって、誰だっけ?と思ったら
「恋愛適齢期」の監督でしたわ。
うーーーーん、なんかねぇ。どうなんでしょうねぇ。
このキャスティングは面白そうな気もするし、観てみたいかも・・・。
しかし、キャメロンはずっとコメディーで行くつもりなの?いいの?

反対にトニー・コレットは、イメージが定着してないし、演技もうまいので
これからもいろんな役やれそう。

話がだいぶ横道にそれましたが、
「イン・ハー・シューズ」は良かったです。
この映画、codomo的にはおすすめです。

家族って遠慮がないから、ケンカをするとこれでもかっ!って言うくらいに
言葉をぶつけて相手をものすごく傷つけてしまうことがある。
私も昔は自分の家族に対してそうだったと思う。
だから、私にもマギーとローズの姉妹のケンカは理解できる。
ローズは本当にハラワタが煮えくりかえるくらいに頭にキテるのに、もう絶対許すもんか!と思ってるのに
 「絶対許せないはずなのに、やっぱり許してしまう」

私だったら許せないぞ!と思うようなことも結局、ローズは許してしまう。
やっぱりお姉さんだしね。母親のエピソードについてのシーンもお姉さんらしい気配りで、妹のマギーに不安を与えないようにしていたっていう話があって
私はそういう話によわーい。後半は結構ホロッとウルウルってくることが多かった。
私は自分も二人姉妹の姉であるがゆえ、やはり全編を通してローズの視点で映画を観ていた。
妹を受け入れながらも、最後には爆発して出て行って!と怒鳴ってしまうところや、いいカンジだった同じ事務所の上司との恋愛がうまくいかなくて、スパッと事務所を辞めて、いきなりドッグウォーカーという全く違う分野の仕事に転身してしまうところなんかを見ていると、状況は違うけれど自分を見ているような気がしてました。
なーんか、妙に潔いところに親近感を覚えました。(笑)

人にはそれぞれ、長所と短所がある。
それは仕方のないことだ。
仕方ないというか、当たり前のことだと思う。
誰もパーフェクトな人間はいない。
その不完全である自分を持て余し、開き直って、ただ甘やかして、
自堕落に生きるか?
または自分を否定して貶めることで、言い訳しながら生きるのか?

だけど、誰でもが変わりたい!と決意して行動すれば変われるのだ。
心の持ちようでこんな風に変われる人間って素晴らしい、と思う。
マギーが祖母のエラ(シャーリー・マクレーン)のもとで仕事を手伝い、
眼の見えない老人に乞われて本の音読をするチャレンジングなシーンは
私の好きなシーンのひとつだ。

また、ローズが弁護士事務所を辞めて、ドッグウォーカーの仕事を
はじめてから、元同僚のサイモンと再会して恋に落ち、いきいきとした
女性に変わって行く過程は観ていて嬉しくなった。
恋をして、愛されることによって自分に自信が持てるようになると
人は変われるのだな、と改めて恋することの素晴らしさと大切さを
しみじみと感じた。

行き詰まっている人、現状を打開したい人が観るといいかもしれない。
久しぶりにこういう映画を観れて良かったな〜というカンジ。
10月から張り切って通い始めた教習所。
ところが、第一段階が終了してからいきなり減速。
技能の見きわめでダメ出しされて、ついでに効果測定にも落ち
ちょっと落ち込んで・・・で教習所に寄り付かなくなってました。
ほぼ1か月ほど、足踏み状態。
そして、気が付けばもう12月。
ま、まずいっ!!とりあえず、今年中に仮免を取るというのが
目標だったので、これだけはなんとかせねば!!と思い、
久々に教習所に行って来ました。

朝8時5分から1か月ぶりに車に乗り、あれ?ブレーキってどっち
だったっけ??と思って大汗をかき、狭路では縁石に乗り上げ
バックしてやり直したり・・・とうていこれは無理でしょうと
私ももう1時間受けるつもりでいたのに、教官ハンコくれちゃった。
えっ?いいんですか?って思わず聞いちゃったよ。
はい、頑張ってねーーー、だって。いい加減だね。
でも、いいや!いいって言うなら。
そして、効果測定も今日は合格。
いよいよ仮免受験できます。
まだ、受験できるってだけなんだけどね。(苦笑)
学科で落ちるのはいやなので、もう少し勉強してから
受験することにします。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ハリー・ポッターシリーズの第4作目にして初めて映画館で鑑賞。
前3作はケーブルTVで観ていてなかなか面白かったので、じゃあ劇場で
観てみようと思って行ってみました。

***********************************
ハリーが通うホグワーツ魔法魔術学校では、“三大魔法学校対抗試合”が行なわれることに。本来なら17歳以上の生徒しか出場できないのだが、何者かの策略によって、ハリーも選手として、危険な戦いに挑むことになる。
***********************************

すっごい入りこんじゃいました。
最初のクイディッチ(合ってる?)のワールドカップの様子からして
すごーーーい!!私もあそこに行きたいっ!と思いながら観てました。
しかし、今までの作品よりダークな感じで原作本を読んでいない私は
今後の展開がわからないのですが、このあと2作までは映画化が
決まっているのですよね?うわぁ〜〜どうなっちゃうんだろう?

実は私はあまりファンタジー系の映画って興味がないもので
例えば、「ロード・オブ・ザ・リングス」なんかもあんなに大ヒットしてたのに観てない・・・。
だけど、ハリー・ポッターは魔法使いっていう設定が面白いし、
学校が舞台になっていて、さらにいろんな謎が多いっていうのも
興味をそそられる要因のひとつ。しかし、JKローリングは
よくこんなストーリーを思いついたもんだねぇ。
今の時代、CGを使った撮影だったらほとんど大抵のことは
映像化できないことないし、空想の世界は広がる〜〜
上映時間157分とかなり長編でしたが、飽きることなく最後まで
楽しんで観れました。

それにしても、主役の3人はすっかり大人になりましたね。
なーんか観ているこっちが恥ずかしくなるっていうか、照れるっていうか。
ロンなんか声変わりしてるし、身長は伸びてるしねぇ。
このあとの撮影は、どうなっちゃうんでしょうか?
子供から大人になるちょうど境目だから、早く撮らないと
ホントに大人になっちゃうね。
ヒトラー 最後の12日間
金曜日、下高井戸シネマで上映していた
「ヒトラー 最期の12日間」を観た。
昼間の回に行ったのだけれど、最終日のせいか結構お客さんがいた。

連合国軍がジワジワとベルリンに迫り、陥落寸前の総督官邸地下室での
12日間をヒトラーの私的秘書であった人物の視点で描かれた作品。
邦題は「ヒトラー最期の12日間」ですが、
原題は「Der Untergang」日本語に訳すと”没落”という意味らしいです。

身近にいた人しか知り得ないような独裁者ヒトラーと、
またそのイメージとは全く違った一面も描かれています。
また、ヒトラーの周りにいた人たちについても詳しく描かれており、
側近ヒムラーに裏切られたとき、愛人エヴァとの結婚の様子や
二人で自殺する直前、身近なひとたちとの最後のお別れの様子まで
詳細に描かれています。
ところで、愛人のエヴァですが、周りの将校たちと一緒にお酒を飲んだり
ダンスを踊ったり、明るく派手な女性で全く悲壮感がないのです。
どうしてこの人がヒトラーと?と思ってしまうのですが、彼女はベルリン
から離れなさいと言われても、最期の最期までヒトラーと一緒にいた唯一
の女性であり、一緒に人生を終えたひとでもあります。

この映画、最初に実際の秘書の人のモノローグから始まり
最後も彼女のモノローグで終わります。ご本人もスクリーンに登場します。
だからなのか、記録映画というか、ノンフィクション映画っぽい雰囲気
があります。

あと、特筆すべきは主演のブルーノ・ガンツ。
まるでヒトラーが乗り移ったかのような成りきりぶりでした。
2時間を超える上映時間ですが、全然長さを感じませんでした。

製作国はドイツであり、監督もドイツ人。
ドイツがヒトラーを題材に映画を作るのは第二次世界大戦後
これが初めてだそう。
ドイツがヒトラーを題材に映画を作る。
これは並大抵のことじゃないと思います。
製作側の意気込みととプレッシャーを感じます。

ついでにこの監督さんは「es」を作った人で
この「es」っちゅーのは実際にあった事件を題材にして作られており、
アメリカでは公開許可がおりず、いまだ上映許可されていないという
いわくつきの作品。
恐いけれど、人間について改めて考えさせられる映画です。
Mr. & Mrs. スミス
話題のふたりの共演映画。
ずいぶん前から期待に胸を膨らませていました。
ただ単にブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが観たくて
楽しみにしていたのですけどね。←ミーハーなだけです。

***********************************
南米で運命的な出会いを果たし、スピード結婚した建築業者のジョンとプログラマーのジェーン。2人は互いに殺し屋という裏の顔を隠したまま結婚生活を送るが、ある日、素性が発覚し殺し合うはめに!
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やっぱり、美男美女。(古い表現?!)
ふたりが一緒にいると絵になります。ステキっ!
それと、アンジーのスタイルにホレボレ。
ボンッ!キュッ!ボンッ!の見事なプロポーション。
女王様ボンテージの衣装から胸がこぼれおちそうでしたがな。
それに、足は細くてすーっと長くて美しい。
いつ見てもねえさん色っぽいわぁ〜〜!
(ってそんなとこばかり観てました。)

この映画については内容はどうでもいいのです。
このふたりが観られれば満足なのです。
私の中ではそういう位置の映画です。

しかし、笑っちゃうのがビンス・ヴォーンが出演してること。
今になって思えば、ですが、この映画の撮影中
ブラッド・ピットはジェニファー・アニストンと結婚していました。
ところが、この映画での共演がきっかけでブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが急接近。ついにはジェニファーとの結婚が破局。
すると、今度はジェニファーがビンス・ヴォーンとの共演がきっかけで
急接近。この前もキス写真撮られてるし、今はどうやら付き合ってる模様。

映画と全く関係のない話ですが、そういうとこが気になっちゃうのです。
はっきり言って映画は特に内容ないので(失礼!)
見どころはアンジーのセクシーな衣装と銃撃戦と爆破シーンくらいです。

ところで、この映画は家の近くのシネコンで観ました。
カード会員になって6本観ると1本タダってやつを初めて使いました。
なんかすごーく得した気分♪あと2本観たらまた1本タダになるのだ。
この週は水曜、金曜、日曜と3本も観てしまいました。
週に3回も劇場に行ったのは初めてかもしれない。

私って、ヒマなのね。アハハハ・・・。
あともう1本は「ヒトラー 最期の12日間」
こちらの感想はまたあとで。
ブラッド・ピット ホントのダディーに
ブラッド・ピットがアンジェリーナ・ジョリーの養子の親になる。
ってブラッド・ピットの広報が発表したみたいですね。

先日も一緒に来日したばかりでしたしね。
これで、マードック・ピット・ジョリー、ザハラ・ピット・ジョリー
になるらしい。
それで、一気に結婚ってことになるんじゃないか?っていう噂です。

しかし、こんな展開になるとは全く予想もしなかったなぁ。
だいたい、ジェニファー・アニストンと別れて、すぐにアンジーのところへ
行っちゃうし、一緒にアフリカ行っちゃうし、もう常に”家族”で行動って
感じでお家も購入しちゃうし・・・ホント行動早っ!
そういうところを見ると、アンジーにベタ惚れなんだろうなぁぁ〜〜〜。

でも、ジェニファーと別れてすぐ、のわりにはあんまり悪者扱い
されてないっていうか、普通もっと叩かれそうなもんだけど
ああやって子供抱っこしたりしている写真なんか見せられると
ブラッド・ピットって子供好きそうだし、いい人そうだよなぁ〜
って思えてきちゃうんだよね。もともと、浮気性っぽいイメージないし
クリーンな人だから余計に憎めない。
あの人のことだから、離婚するなんてよっぽどのことなのよ、きっと。
って思ってしまう。
だいたい、ブラッド・ピットとアンジーがつき合ってるって噂になってから
二人だけで撮られてる写真ってないよね。いっつも子連れ。
そこがポイントなのかもしれないな。
これ、ふたりでべたべたいちゃいちゃしてる写真とか撮られてたら、
ジェニファーがかわいそうじゃない!みたいな感じになりそうだけど、
そうじゃないもんね。

しかし、ふたりがつき合ってるのはもう周知の事実だけれど、
結婚ってなると話は全く別で、ずっとふたりはこのまま結婚しないけど
一緒にいるっていう”事実婚カップル”になるんだろうと思っていた。
それが、ブラッド・ピットがアンジーの養子の親になるなんて、
これはかなりマジですね。
ブラッド・ピットの広報は、トム・クルーズの広報を長年やってた
超凄腕の人で最近ブラッド・ピットと契約したばかりだとか。
近々何か発表があるのでは?と思われていたけれどこのことだったのか?
いや、もっとすごいことがあるのかも??
ミート・ザ・ペアレンツ2
近くのシネコンで仕事帰りに観てきました。
「ミート・ザ・ペアレンツ」観ていただけに、この続編は
楽しみにしてました。
何しろ、ロバート・デ・ニーロとダスティン・ホフマンの共演なんて
そうそうないでしょう?しかもコメディー・・・。

今回は、両家の両親を会わせるという重大なイベント。
前回の教訓を踏まえて、慎重に慎重を重ねて準備するグレッグ。(ベン・スティラー)最初から細かいところで笑わせてくれます。
やはり続編なので、前作を観てないと面白さの意味がわからないところが
多々あるので、前作観てない場合は観てから2を観ることをすすめます。

ジャック(デニーロ)は最近は孫の教育に熱心で、相変わらずの堅物ぶり。
そこに、ダスティン・ホフマン演じるグレッグの父親が超お気楽モードな
”主夫”として登場。しかも、母親は怪しい?セックス・セラピスト。
言ってみれば、ちょっと変わり者。
この見事な対比が面白い。
おまけに前作同様、次々と事件が起きて・・・。
今回も当然のようにトイレネタあり。
あとは、ジャックの孫のLJことリトルジャックがいい演技してくれてます。
彼の最初に話す言葉に注目。

しかし、毎回思うのだけれどひとりでコメディー観に行くと
爆笑ってしずらい。
私だけ??
でも、私の前に座ってひとりで観ていた女性は最初っから
かなりの音量で笑ってらっしゃいました。
気持ち良さそうに。
うらやましいと思いつつ、私はひとりでは、まだそこまで爆笑できない。
Dirty Dancing: Havana Nights
映画を観たら音楽聴きたくてさっそくサントラを聴きました。

印象に残っている曲は・・・
1曲目のDance Like Thisはエンディングにかかっていた曲。
これ聴くと最後のシーンが目に浮かびます。
ケイティーはアメリカに帰ることになって、最後の夜はハビエルと
ハバナのクラブで踊るシーンなのですがこの最後のシーンで
踊ってるふたりが一番いい感じです。
2曲目のDIrty DancingはBlack Eyed Peasのキャッチーな曲で
Baila~~ahaha♪耳に残るメロディーです。
6曲目のEl beso del finalは Christina Aguileraが歌っています。
歌詞がスペイン語なんで意味が全然わからないのですが、バラードです。
それにしても彼女は艶のある力強い声です。

そして、このサントラの中で私の一番のお気に入りの曲が
「Do You Only Wanna Dance」
これは、聴いているだけで踊りたくなっちゃうナンバーです。
まさに I only wanna danceの気分。
ビッグバンドの演奏のみと、Myaの歌が入ったものと
両方収録されてます。どっちもGood !
映画の中でも実際にMyaがクラブの歌手役として歌っていて
ちらっとスクリーンに映ってます。
(彼女は他の映画でも、一番最近だとShall we dance にsingerとして出演してます。)

これを聴きながら映画のシーンを回想してました。
思いきりラテン気分にひたれる1枚です。
沈んでた気分がすこし軽くなった気がする。
でも、このサントラはやっぱり夏が似合うかな。

ダンシング・ハバナ

2005年11月26日
ダンシング・ハバナ
舞台はキューバ革命前の首都、ハバナ。
アメリカから父親の仕事の都合で越してきた女の子が
現地のダンス好きな男の子と出会って、ダンスコンテスト出場の
優勝を目指して彼とダンスに情熱を燃やすっ!
という、とってもわかりやすいお話です。
この映画の場合、ストーリーは二の次なのです。
ダンスと音楽を楽しむ映画だから。

主演のディエゴ・ルナとロモーラ・ガライは一日8時間×10週間の
ダンスレッスンを積んでから撮影に臨んだとか。
ふたりとも見事な踊りっぷりです。
ひとつ気になったことが・・・
写真だとあまりそうは見えないが、ロモーラの方がディエゴより、
少しばかりがっちり体型に見えたので、もうちょっと
シェイプされたカラダだったら、バランス良かったんでは?
と余計なお世話だけど思ってしまった。

ラテンダンスと言っても私にはサルサくらいしかわからないのですが
とにかくカラダは常に密着。セクシーです。やらしーです。
でも、ディエゴはあの顔だから全然いやらしく見えなくて
常にさわやか笑顔でニコニコ楽しそ〜に踊っていたのが印象的。
でも、踊る時はいつもお酒飲んでたとか・・・。
だから、あのニコニコ?

それから、やっぱり音楽がいいです。
このサントラ欲しい。
音楽をカラダに感じながらダンスを目で楽しみながら
私は十分に堪能しました。良かったよ。楽しいし。
とにかく、ストーリーじゃなくてダンスと音楽を楽しむ映画だからっ!
そこを強調しておきます。
そういうつもりで観て欲しい映画です。
あと、ディエゴ・ルナのファンの人なら彼を眺めるだけで
文句なく楽しめます。

しかしなぁ〜〜
あんだけ踊れたらさぞかし楽しいだろうなぁ。
いつも思うのだが、日本人ってダンスの習慣がないから
外国に行ってパーティーとか行くと、浮いちゃう。(苦笑)
踊れないから。どうやってカラダを動かしていいのかわからない。
シャイじゃなくて、わからんのだよ!!
私もクルクル回って踊れるようになりたーい!!←すぐ影響を受ける人

あ、そうそう。
前作の「ダーティー・ダンシング」(’87)で主演をつとめた
パトリック・スウェイジがダンスのインストラクター役で
ちょこっと出てます。いかにも!な感じで。(笑)
とうとう破局、ニックとジェシカ
噂にはなっていたけれど、誰も気にしちゃいなかったけど
私は密かに気にしていたのだよ。
とうとう、というかやっぱりというか、このふたり別れるらしい。
ジェシカとニック。
結婚3年で破局だって。

まぁ、そうなるような気はしていたが。
ジェシカは「新婚カップルニックとジェシカ」のリアリティーショー
が放映されてから、仕事も増えて映画主演も果たしたし
いい感じで売れてきてたのに、ニックの方がイマイチ・・・だったからねぇ。
って、ホントどうでもいい話なんだけどさ。
エリザベスタウン
オーランド・ブルームにとって初の現代劇での主演作だそうで。
私にとっての初オーランド作品は「パイレーツ・オブ・カリビアン」でした。
友人に連れられて観に行ったなぁ。
白馬に乗った王子様系の美しいお顔立ちが、あまりに整い過ぎていて
嫌いではないけれど私好みではないのです、オーランドくんは。
私はもうちっと男クサイ系が好み。
ま、そんなことはどうでもよいのだけれどね。

*********************************
会社に大損失を出してしまった為に解雇を言い渡された
ドリュー(オーランド・ブルーム)は失望のあまり死を決意する。
その矢先に父親が亡くなったとの知らせが入り、父親の故郷である
ケンタッキー州の「エリザベスタウン」へとひとり向かうことに。
機内で出会ったフライトアテンダントのクレア(キルスティン・ダンスト)や父親の故郷に住む親戚や友人たちと触れ合うなかで、ドリューは次第に生きる意味を見いだしていく。
*********************************

これは、はっきり言ってちょっと期待はずれでした。
確かに、オーランド・ブルームはカッコイイけれど演技力も存在感もなんか
いまいち足りないんじゃないかなぁ?という気がする。
この映画、父親が亡くなったことによって父親と自分との関係について
改めて考える、とか思い出話に絡めて泣ける映画だと思っていたのですが、
父親との具体的なエピソードはひとつも出てこなかったし、
そういう映画じゃなかったみたい。
(予告を見てそう思ったんだけれどね)

それよりも、クレア(キルスティン・ダンスト)とドリューの出会いから
朝まで長電話のシーンを延々と観せられて・・・長すぎる。
しかも、最初っからそんなに盛り上がるか〜?
なんて思ってしまったのですが。
父親の親戚、友人たちは個性的で面白いし、笑えるシーンがたくさん
あったけれど、オーランド自身はコメディー向きじゃあないね。
どうも、彼がやっても笑えない。色男にはコメディーは似合わないのかもね。

と、文句ばっかりタレてますが、
母親役のスーザン・サランドンは際立って良かった。
さすがの貫禄を見せてくれてました。
彼女の登場によって、最初のなんで?が解明されてすっきり!
っていうのもあるけれど、彼女がみんなの心をひとつにしてしまう
シーンは見ていて気持ち良かった。

しかし、総じて「一体、何を言いたいんだろう?」って感じがあって、
全体的にボヤけた印象で、しかも誰にも感情移入できぬまま
映画は終わってしまいました。
うーーん。期待していただけにちょっと残念でした。

これから観る映画

2005年11月15日 映画
気付けば・・・ここんとこ映画観てない。
「Dearフランキー」以来映画館で観ていない。
仕事も一段落して、最近は早く帰れるようになったし
明日はレディースデーだから久々に映画館に行こうかな。
何を観るかというと

「イン.・ハー・シューズ」または「エリザベス・タウン」

両方観たいけれど、明日は気分的に「エリザベス・タウン」かな?
なんかレビューを読んだらとても良さそうだし、泣いてすっきりしたいし?
(でも、キルスティン・ダンストがあまり・・・なのよね、私)
オーリーは特にファンではないけれど、いい男を眺めるのは好きなので
やはり「エリザベス・タウン」だな。

ところで、さっき下高井戸シネマのスケジュールを確認したら・・・
今週は「ヴェラ・ドレイク」を上映中。これは観たい。
そして、来週は「ヒトラー最期の12日間」「ダンシング・ハバナ」
「ヒトラー〜〜」は絶対観ようと決めてたので楽しみ。
(ディエゴ・ルナが出てるってだけで観に行くダンシング〜〜♪)

そして、下高井戸シネマ2005年最後の上映作品 は

   「輝ける青春」
2003年/イタリア/

これは・・・ホント悩むよねぇ。
まず上映時間が6時間14分

一挙上映で観るか(1部と2部の間に休憩30分あり)
1部と2部を2日に分けて観るか

観るならできれば一挙に観たい。
ただし、面白ければいいけど、つまんなかったら地獄だよなぁ。
2日に分けて観るのは、半分観てつまんなかったら続きは観ないとか。
どうして「つまらない」という前提で考えているのだ?>自分

*2003年のカンヌ国際映画祭 ある支店部門グランプリ
*ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア・アカデミー賞)6部門受賞

という映画なのだから、きっと面白いはず。
面白いというか、良い映画なんだろうなぁ。(と思う)
でも、まだ迷ってます。
どうしよう・・・。

北斎展

2005年11月12日 日常
北斎展
木枯らし1号の吹いた今日、お天気も良かったので
楽しみにしていた「北斎展」を東京国立博物館に観に行きました。

まず、作品がどうっていう前に、

 大混雑!!

HPで、時間帯による混み具合を案内していたので
あらかじめ午後は混むから開館と同時に行こうと思っていたのですが
上野駅に到着したのは9:50
駅前がすでに大混雑。何故か年配の方の団体が多くて
改札を出た瞬間に、これはまずい!と思って早足で国立博物館へ。
チケットはすんなりと入り口で買えたし、10:00ぴったりに
入れたので、よしよし。と思っていたら

もういきなり人、人、人。
あまりの人の多さに絵なんかぜんぜん見えない。
(絵が小さいっていうのもあるんだけどね)
それにしてもこんなに混んでるとは予想外。
しかし、列に並んで見るしかないので列に入ったけれど・・・。
全然進まない。
最初のほうの絵はかなり飛ばして(列が進まないから)
2列目くらいから眺める感じで観て回った。
しばらくすると最初のほうより人が少なくて観やすい場所もあったかな。
それほどじっくり観てる余裕もなかったけれど、300点観るには
やはり相当時間がかかりました。

すばらしい作品ばかりだった。
北斎の絵(版画)は本当に物凄く緻密な筆づかいで、
よくぞここまで細やかに描けるものだなぁと感心。
とりあえず、本物を、日本が所蔵していないものを
観る機会に恵まれたのは良かった。

しかし・・・私はあまり絵など観に行かないので
美術館というと、静かな場内、コツコツと靴音が響くような
咳払いひとつするにも遠慮するような・・・っていうのを想像していたのですが
今回は全く違いました。
人気のある絵のところでは人が二重にも三重にも群がって
ガヤガヤ、ガヤガヤ。
私は、静かに観たかった。
しかし、あれだけ混雑してるとそうもいかず
はっきり言って、ものすごく気が散って、落ち着かなかった。
ふたりで来ている女の子がとなりにいた時は
その二人はずーーーーっとしゃべり通し。
気持ちはわかるんだけれどね、うるさかった。
それから、家族三人で来ていたところのお母さん!

「(息子に向かって)これこれ!これが有名なのよ!
これはメトロポリタン美術館にしかないんだから
よく観ときなさいよ!」
「これがあったから列が全然進まなかったんだわねー」
「あらーそれにしてもなんかずいぶん周りの人が変わっちゃったわねぇ。
あたしの前にいたおじさんどっか行っちゃって全然違う人がいる。」

う、うるさぁぁぁい!
人込みもそうだけれど、こういう他人の会話がうるさくて
イライラしちゃって、さらに疲れました。

もう一度、ゆっくり平日の午前中にでも行って観たい。
帰りに北斎展の図録3000円也を購入。
静かに観たいなら、これを観てろってことかしら?
Soul Of The Tango~ Yo- Yo Ma~
このアルバムの最初の曲
「Libertango」は以前サントリーのCMに使われた有名な曲なので
聴けば誰でも、あ〜あの曲かとわかると思う。
ずいぶん前になるけれど、初めてこの曲を聴いたときは
なんと言えばいいのだろう・・・
ギュッと心臓をわしづかみされたような、
ハッとするような、とにかく私の心にストレートに
入り込んできた曲で耳からこの曲が離れなかった。

だけれど、Tangoってなんだか物悲しくてやるせない。
少なくとも、よーし頑張るぞ!という気持ちになる曲ではない。
何故好きなのか?と問われても、わからない。
だけれど、私の心を捕らえて離さない。
この「Soul Of The Tango」は一番気に入っていて
本当に何度も何度も繰り返し聴いている。
ヨーヨーマのチェロの音がすごく良い。
心にすーっと染み込んでくるような音が泣かせる。
そして、不思議にとても落ち着く。

いつか、本物のバンドの生演奏を聴いてみたい。
そして、それはできればブエノスアイレスで・・・。

〜私のようなポルテーニャ、つまりブエノスアイレスっ子にとって
 タンゴはブエノスアイレスの背景のように思える。
 タンゴはダンスであり、音楽であり、詩、歌、身振り
 民族精神、そして生き方そのものなのだ〜
 
                 マリーア・スサーナ・アッシ
                  ライナーノーツより抜粋

再インストール

2005年11月6日
再インストール
はぁぁぁ〜〜〜〜。(ため息)
2年間使っている私のibookが、この前の休みの日に
フリーズしてしまい、ハードウエアテストだのなんだのを
やってみたのだけれど、どうにならず・・・。
昨日、アップルのコールセンターに電話して聞いてみた。
あれこれやって、こんなメッセージが出たんですけどって。
そしたら
「それは、再インストールしないとダメですねぇ」

ガーーーーン!!
え?そうなの?もう絶対ダメなの?なんとかならないの?
と、いろいろ聞いてみたがどうやらダメだということが判明。
全部、全部消えちゃうのね。(涙)
バックアップなんてとってるはずもなく
全て失うことに。
あああーーーーーーーーーーーー。
すごいショック。

でも、仕方ない。
再インストールしたのはいいけれど
メールの設定でパスワードがわからない。
・・・こんな設定したっけ?忘れた。
これまた仕方ないのでプロバイダーに
問い合わせて郵送でパスワードが来るまで
メールの設定はできません。(涙)
よってメール受信できないので読めないし
返信もできません。

ぜーんぶやり直し。アハハハ・・・。
考え方をかえて、それもそれで気分も新たになって
悪くはないかも、と思うようにする。

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