Timeless

2006年4月2日 NO MUSIC NO LIFE
このジャケット写真、キョーレツ!
(Sergioの若かりし頃の写真)
すっごく目をひいたので思わず手にとってしまいましたがな。
このCD、いつ買ったんだっけ〜?と記憶をひもといたらば
3月4日に買ったんだ。
「Brokeback Mountain」を観た帰りに寄ったタワーレコードで。
すごく気に入ったので、ずっとこのCDのこと書こうと思っていたんですが、
BBMにずっと気を取られていたもんでなかなか書けませんでした。

セルジオ・メンデスと言えば「マシュ・ケ・ナダ」
この曲はCMでもよく使われているし、よく知られた曲。
これをBlack Eyed PeasのWill .i.amがフューチャーリング。
さらに、かるーくゴキゲンでノリノリな「マシュ・ケ・ナダ」になってます。
よく晴れた日曜日の昼間に大音量で聴きたい感じ♪

Black Eyed Peas(BEP)は「Elephunk」聴いて以来大好き。
Hip Hopというと、なんかよくわかんないーー。
私には理解不能な音楽なんだろうなぁと思っていたが
BEPはメロディーもきれいだし、聴きやすい。
これ私も好き!と思って聴きはじめたHipHopがBEP。

話が横道にそれてしまったが、「Timeless」はBEPのWill.i.amが
もともとSergio Mendesの大ファンで、レコード会社の人を介して
会ったのが初めて。その時に、彼の曲をサンプリングして持って来て
聴かせたらしい。その後、アルバムに1曲でいいから参加して欲しいと
Sergio Mendesにオファーして作ったのが「Elephunk」の「Sexy」という曲。(この曲もいいっ!)
そんだけ大ファンで影響受けてるっていうのも、このアルバム聴くと
分かる気がするよ。しかし、もとの曲を知っているようで知らないから
「マシュ・ケ・ナダ」は別として他の曲はわからないんだよね。
しかし、もとの曲知らなくてもこのアルバムは十分に楽しめると思う。
知らなくても全く問題なし。
ゲストも豪華だしとってもお買得な1枚。だと思います。
これから・・・暖かくなって暑くなる季節に聴きたくなる1枚。

<codomoのおススメ曲>
本当はほぼ全曲おススメなのだけれど、あえて選ぶとすれば
Mas Que Nada
Let Me
Timeless
E Menina

ここで全曲試聴できます♪
    ↓
http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=3375430&;title=Timeless+%5bDigipak%5d&artist=Sergio+Mendes
ブリット〜Bullitt〜
←またまたマックィーン主演映画。他にも観たい作品がたくさんあるんだが
ふるい映画だけにレンタルって言っても、本当に有名な作品じゃないと
無さそう。渋谷あたりのツタヤに行けばたくさん置いてあるかもしれないけれどね。

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監督: ピーター・イエーツ Peter Yates
製作: フィリップ・ダントニ Philip D’Antoni
製作総指揮: ロバート・E・シリア Robert E. Relyea
原作: ロバート・L・パイク Robert L. Pike
脚本: アラン・R・トラストマン Alan R. Trustman
ハリー・クライナー Harry Kleiner
撮影: ウィリアム・A・フレイカー William A. Fraker
音楽: ラロ・シフリン Lalo Schifrin
出演: スティーヴ・マックィーン Steve McQueen フランク・ブリット
   ジャクリーン・ビセット Jacqueline Bisset キャシー
  ロバート・ヴォーン Robert Vaughn ウォルター・チャーマース上院議員                
   ドン・ゴードン Don Gordon デルゲティ
   サイモン・オークランド Simon Oakland サム・ベネット
   ロバート・デュヴァル Robert Duvall ウェイズバーグ

製作:1968年
製作国:アメリカ
上映時間:114分

<ストーリー>
ギャング組織撲滅のため、司法取り引きによって一人のギャングが証人として当局に保護された。だが、護衛を担当した刑事フランク・ブリット(スティーブ・マックィーン)のミスで証人は殺され、ブリットの同僚も重傷を負ってしまう。ブリットは証人が生きているという偽の情報を流し、殺し屋を誘き寄せる作戦に出るが・・・。

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まず、タイトルバックがカッコイイ。これは意外でした。
68年の作品とは思えないようなスタイリッシュなタイトルバック。
おぉぉっ!って感じです。

ところで、舞台はサンフランシスコ。
この映画の注目シーンは何と言ってもサンフランシスコの坂道を活かした
壮絶なカーチェイス。
殺し屋とブリットが繰り広げるカーチェイスなんだけど、本当に街中を
時速200キロくらいで激走していたらしい。
ちなみに車はムスタング!カッコイイんだこれが!
坂道でスピードだしてグィーンとジャンプしながら坂の頂上から
飛んでくる車を観てるのは結構気持ち良い。一回自分もやってみたい。
ちなみに、ピーターアーツ監督は前年の作品でロンドンの街中を同じようなカーチェイスシーンを撮影。それを観、マックィーンが彼を監督に指名したらしい。

マックィーンは相変わらず渋さ満点でニコリともしない。
あ、女性を見たときはニッコリしてたか。
でも、ほとんどのシーンは眉間にしわ寄せた顔です。
ブリットの彼女のキャシーとのシーンもいくつかあるんだけれど
なんかひとつしっくりこないシーンがある。
それは、キャシーがブリットを事件現場まで車で乗せて行った(結果的に事件現場になっちゃったんだけど)シーンがあって、そこでキャシーは惨殺な事件現場を見てしまう。その現場でテキパキと働くブリット。
そのブリットを見て殺人とか暴力とか、そんなことばかりがあなたの周りにはある。だから感覚が麻痺してるだのなんだのってブリットを責める。
おいおい!仕事だから、仕事!
そんなことで突然ブリットを責めるのはおかしいだろっ!
まぁ、仕事の話をしてくれないっていう不満気なシーンはあったけれど、
殺人課だから常にそういう事件しかないからね。その仕事の話を聞かされても
嫌だよなぁ。
まぁ、夜中に呼び出されて飛び出していっちゃうことはあったにせよ、
そこはキャシー理解してやれよ!と思った。
最後、事件が一応解決してブリットが自分のアパートメントに戻ってきたら
キャシーがベッドですやすや寝てる・・・。
そっか。まぁ、そうならいいや。

スカッとする?

2006年3月31日 日常
今日、電車の中で国立博物館の「ナスカ展」開催中という広告を見た。
ナスカの地上絵の写真とともに書かれていたコピーがあまりにも
印象的だったので、ここにしるしておきたい。

館内の巨大スクリーンでナスカの地上絵をバーチャル体験!

(ほほぉ〜っ)←これは私の心の声。

そして、その上にはこんなコピーが踊っていた。


ナー、スカッとするだろ。


ええぇぇ??マジっすか?いいんっすか?これ?
キョーレツなダジャレ(オヤジギャグともいう)に昼間っから
ちょっと面食らいました。
でも、それとは関係なしに「ナスカ展」は行きたいです。

スカッとするかどうは別として。

ホントだから、この広告。


http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2006/nasca/index.html
スティーブ・マックィーン〜Steve Mcqueen〜
今、私の中では「Brokeback Mountain」の次に
スティーブ・マックィーンがブーム!
←これ・・・欲しい。

なんで?なんでなんでしょう?
スティーブ・マックィーンとの出会いは「荒野の七人」のDVDを観て。
「荒野の七人」は・・・ストーリーはベタなんですわ。
もう、わっかりやすいっ。(笑)
でも、面白いんですけどね。
主役のユル・ブリンナーよりもスティーブ・マックィーンに目がいって
しまい・・・か、カッコいいじゃん!
いわゆる、ハンサム顔じゃないんだけど(←ここがポイント)
なんていうのか、正統派じゃない感じのところが良いなぁ。
カラダも細くてしゅるーっとしてて、ちょいマッチョ好きな私の好みとは
違うんですが、渋くて好き。
もっとちゃんとした理由はないのか?と思うのだけれど
自分のボキャブラリーの貧弱さを棚に上げて、

「好きになるのに理由はいらないっ!」

とか言っちゃう。あはははは。

肺ガンに冒され50歳の若さでこの世を去ったマックィーン。
遺言により遺灰は太平洋に撒かれたとか。
(遺灰というとBrokeback Mountainを思い出してしまう・・・ううっ。)
こういうエピソードはいかにもマックィーンっぽい。
ある意味、最後の「映画スター」とも言うべき人なのかも。
あのイタリア映画「輝ける青春」がDVD発売決定!!
発売情報をみっけてちと興奮気味です。

ジェネオン エンタテインメント 2006/04/21 ¥6,500

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2003年カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ受賞
上映6時間、1日1回上映ながら、本国イタリアはもとより、日本でも興収8千万円の大ヒットとなった壮大な感動作。

◆2003年 カンヌ国際映画祭ある視点部門 グランプリ ◆2003年 ヨーロピアン・フィルム・アワード 監督賞ノミネート ◆2004年 ダヴィッド・デイ・ドナテッロ賞(イタリア・アカデミー賞)最優秀作品賞ほか6部門受賞 ◆2004年 ロッテルダム国際映画祭 観客賞 ◆2004年 シアトル国際映画祭 監督賞

〈商品内容〉
●DVD3枚組(本編ディスク×2+特典ディスク×1) ●アウターBOX収納
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この映画、とっても良い映画なのでcodomo的には超オススメ!!
たくさんの人に観てもらいたいのですが何せ長いのよね。
6時間ですから、6時間。
普通の映画の約3本分ですから。
映画館で観るよりおうちでゆっくり観るのに向いてるかも。

しかし、観ているとあっという間なのです。
私は変則的な上映をしていたところで観たので
2日に分けて3時間ずつ観ましたが、3時間あっと言う間。

そんときの話
  ↓
http://diarynote.jp/d/69533/20051224.html

いい映画だからDVD欲しいけれど、果たしてこれを買って
何度観るかなぁぁ?っていう疑問も。
3枚組特典ディスク付きで6500円は、まぁ妥当な値段かと
思うのですが、ちょっと迷うなぁ。
しかし、これレンタルではおいくらになるのかしら?
レンタル用だと特典ディスクはなしで2枚だとして
2枚分のレンタル料になるんでしょうか?
1回レンタルして、それでもどーしても欲しかったら買おうかなぁ?
ゲッタウェイ〜The Getaway〜
← レンタルで借りて観た「ゲッタウェイ」
  これ、手もとに置いておきた〜い。
  

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監督: サム・ペキンパー Sam Peckinpah
製作: デヴィッド・フォスター David Foster
    ミッチェル・ブロウアー
原作: ジム・トンプソン Jim Thompson
脚本: ウォルター・ヒル Walter Hill
撮影: ルシアン・バラード Lucien Ballard
音楽: クインシー・ジョーンズ Quincy Jones
出演: スティーヴ・マックィーン Steve McQueen ドク・マッコイ
   アリ・マッグロー Ali MacGraw キャロル・マッコイ
   ベン・ジョンソン Ben Johnson ジャック・ベニオン
   アル・レッティエリ Al Lettieri ルディ・バトラー
   サリー・ストラザース Sally Struthers フラン・クリントン
   スリム・ピケンズ Slim Pickens トラックのカウボーイ
   ボー・ホプキンス Bo Hopkins フランク・ジャクソン
公開:1973年
製作国:アメリカ
上映時間:123分

ストーリー

銀行強盗のマッコイは仲間との仲たがいから盗んだ金を持って逃走。
彼を追う警察やギャングたちをかわしながら妻とともにメキシコを目指す。

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銀行強盗で50万ドルを強奪し、仲間(といっても最初から怪しげで信用できない男)が、やっぱり裏切りマッコイを殺そうとするが、それを予見していたマッコイは逆にヤツを殺ってしまう。
そして、最初からこの強盗計画は裏があったことが分かる。
その裏というのは妻のキャロル(アリ・マッグロー)が夫のドク(スティーブ・マックィーン)を助けるために仕方なしに承諾したことなのだった。
そんなキャロルをドクは許せずに猛烈な勢いで責める。
怒りにまかせて平手打ちまでして彼女をなじる。(この辺りはちょっと行き過ぎかな?って思った。)
別れる、別れないの話をしながらも二人は結局離れずに一緒に逃げる。

メキシコに行き着くまで、強奪したお金を持って逃げ回り、警察から追われたり、鞄を盗まれたりて結構ハラハラドキドキの連続で目が離せない。
なんとか警察の手を逃れて、あとはメキシコに行くだけっていう最後のエルパソという街のホテルにギャングが追ってきて銃撃戦になった時。
最悪の状況を予想した私。

ところが、これが最高に気持ちのいいラストだった。
私もマックィーンと逃げた〜い!(笑)
とにかく、渋い。
カッコイイ。
スティーブ・マックィーン。
銀行強盗なのに、警察から逃げてるのに常にスーツを着用。
カッコイイ。
ゴミの集積場みたいなところでゴミまみれになって汚くても、
なんだかカッコイイ。

ところで、どこまで本人が運転してたのかわからないけれど、この映画に出演するまで車の免許を持っていなかったので、マッグローは車の免許を取得したり射撃の練習もしてこの役をこなした。撮影前はマックィーンに車の運転や射撃の指導を受けたそう。この映画での共演がきっかけでふたりは結婚(5年後に離婚したが)実生活でもパートナーになったんですね。
映画とはいえ、ああいう経験をふたりでしたら、なんとなくそういう気持ちに
なっちゃうのかなぁ〜?なんて思ったりして。
パピヨン〜PAPILLON〜
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監督: フランクリン・J・シャフナー Franklin J. Schaffner
製作: ロベール・ドルフマン Robert Dorfmann
   フランクリン・J・シャフナー Franklin J. Schaffner
原作: アンリ・シャリエール
脚本: ダルトン・トランボ Dalton Trumbo
撮影: フレッド・コーネカンプ Fred Koenekamp
音楽: ジェリー・ゴールドスミス Jerry Goldsmith
出演: スティーヴ・マックィーン Steve McQueen パピヨン
   ダスティン・ホフマン Dustin Hoffman ルイ・ドガ
   ヴィクター・ジョリイ Victor Jory
   アンソニー・ザーブ Anthony Zerbe
   ドン・ゴードン Don Gordon
   ロバート・デマン
公開:1974年
製作国:フランス
上映時間:151分

ストーリー

?1931年、胸に蝶(パピヨン)の刺青をした男(スティーヴ・マックィーン)が殺人罪で終身刑を言いわたされ、南米の仏領ギアナの刑務所に収容される。しかし彼は幾度も脱獄を繰り返しては失敗し、ついには親友ドガ(ダスティン・ホフマン)とともに脱獄不可能の孤島に送り込まれる。

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この映画は脱獄への凄まじい執念を燃やす男の話。
パピヨンは常に脱獄を企て、失敗しては独房に入れられ、筆舌しがたいような環境で生き延びるのです。ここに入ったら死んだも同然と思えるような劣悪な環境で食事もロクに与えられず、床を這う虫をも口にするような厳しい状況。
しかし、そんな中を生き抜きなんとか独房生活からも脱却し、またもや囚人仲間と脱獄を計画。
四方を海に囲まれた島から脱出するには海を渡るしかないため、船を手に入れるんだけれども、騙されてしまう。しかし、なんとか協力してくれる人があって、ようやく島から脱出するのだけれど・・・と上手く行きかけて捕まって、脱獄しての繰り返し。

あの執拗さというか執念は尋常じゃない。
しかも、これが実話だっていうからさらに驚き。
とにかく、スティーブ・マックィーンの演技は凄まじい迫力です。
最後は年老いて体力もなく、ほとんど「狂人」のようなパピヨンなのに
そこまでするか?えーっ?と驚くというか呆れてしまうラストシーンです。
最後の海と空の青さ。やけに目に焼き付いてます。

上映時間が長いので途中飽きるところもあるのですが、
マックィーンの演技で最後まで観てしまった。
遠い空の向こうに〜October Sky〜
この映画、ジェイクファンには評判良いのでずっと観たいと思っていました。
どうせならレンタルじゃなくてDVD購入しようと思っていたのですが、
新品がなくてあきらめていました。が、しばらくぶりにアクセスしてみたらAmazonで発見!即オーダーして取り寄せ。

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ストーリー

1957年10月、ソ連が人類は津の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。ウエスト・バージニア州の炭坑街にすむホーマー(ジェイク・ジレンホール)は夜空に美しい弧を描くスプートニクに心を奪われる。自分でロケットを打ち上げたいーーー。そう思ったホーマーは3人の仲間と”ロケット・ボーイズ”を結成。失敗を繰り返しながらも夢を追うが、炭坑仕事に誇りを持つ父ジョン(クリス・クーパー)と対立してしまう。

監督:ジョー・ジョンストン
脚本:ルイス・コリック
製作:チャールズ・ゴードン、ラリー・フランコ
原作:ホーマー・H・ヒッカムJr
キャスト:ジェイク・ジレンホール、クリス・クーパー、クリス・オーウェン
     ローラ・ダーン、ウィリアム・リー・スコット、
チャド・リンドバーグ

上映時間:108分
製作国:アメリカ
    1999年 ユニバーサル

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まず、この話には原作があって、現在NASAに勤務している実在の人物が書いた実話がベースになっている。

この映画の主人公ホーマーは炭坑街に住む普通の高校生で、高校を卒業したら皆炭坑で働くのが当たり前のような環境にいる。
しかもホーマーの父は炭坑でもそれなりの責任を負う立場の人であり
炭坑で何かあったらすぐに駆け付ける、仕事に命をかけているようなタイプ。
ホーマーの兄はフットボールの選手で推薦で大学進学も決まっているが、
ホーマーは運動するには体が小さくて運動選手にはなれない・・・。
そういう彼が人工衛星を見て、突然魅せられてしまいロケット作る!と宣言。
このシーンがとても印象的で、家族揃って朝食を食べている時に、もう自分の頭の中ではロケットは出来上がってるかのような感じで
「僕、ロケット作る!」とうれしそぉ〜に言うわけです。
当然家族は何を言ってるんだ?というかホーマーの野望を知らないわけで、
母親からは
「せいぜい自分が飛ばされないようにね」という冷たい反応。
ここ観てて、あの真っ直ぐさにやられてしまったのと、嬉しそうな顔にこちらもつい顔がほころんでしまった。
実際はどうだったのかわからないが、きっと彼はすでに確信していたのだと思う。自分がロケット作りに成功するってことを。

よく、夢を実現するためには成功した姿を鮮明に映像として
イメージすると良いと言われていますよね。それと同じことを
ホーマーはすでにしていたのかな?と思う。
目標は決まった!というので、さっそく学校の友達4人でロケット作りの
試行錯誤が始まる。
学校の先生や炭坑で働く人たち、最後には町中の人も巻き込んでロケット製作は続くのだけれど、ただひとり全然協力的でない父親のジョン(クリス・クーパー)がいた。

言ってみれば壁というか、逆境ですね。
時として邪魔が入ったり、反対されたり行く手を阻むものが必ず出てくる。
その時に自分の気持ちが試されるのだと思う。
そういう壁があっても乗り越えていくくらいの気持ちがないと夢は実現できないのだ。誰かに反対されて、失敗して、やっぱり駄目だったーと諦められるようなことだったら最初っからやらない方がいい。そんな半端な気持ちじゃ上手く行くわけがないと・・・。
ホーマーのお父ちゃんはその辺をよーくわかってる感じで、反対しながらも半端な気持ちだったらやるんじゃねーー!!と言わんばかりだった。
それでも、かわいい息子のために陰ながら応援してくれていて、
泣かせてくれます。

何があっても諦めずに、自分の信念を貫き通す。
夢を叶えようと必死に努力するその姿に感動です。
泣けます。
そして、自分も頑張ろうっと!と思ってしまいます。

*今から7年前というとジェイクはまだ17、18歳くらいでまだあどけなさ が残る少年って感じです。頬もふっくらしていて、子供っぽい感じ。
そして、瞳がキラキラ〜☆なんですよねぇ。
思わず引き込まれる輝きでした。かわいい。

もう1本「グッド・ガール」も観たのですが、この映画は・・・。
まぁ、「遠い〜」よりちょっと”大人”のジェイク君が観れたので、
よしとしよう。
シリアナ〜Syriana〜
地味な映画ながらもなんとなく気になっており、ジョージ・クルーニーも助演男優賞受賞したしな〜と思って、昼間の上映だけになる前に・・・と思って
観てきました。

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ストーリー

べテランCIA工作員にアラブ某国の王位継承者暗殺指令が出る。一方、その国では、パキスタン人の出稼ぎ労働者がアメリカの石油会社からの解雇で途方に暮れ、エネルギー・アナリストは王室に入り込み、成功をつかもうとしていた。

監督:スティーブン・ギャガン
脚本:スティーブン・ギャガン
原作:ロバート・ベア「CIAは何をしていた?」
出演:ジョージ・クルーニー、マット・デーモン、アマンダ・ピート
   クリス・クーパー、ジェフリー・ライト
上映時間:128分
製作国:アメリカ 2005年

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製作総指揮にジョージ・クルーニーとスティーブン・ソダーバーグも名を連ねています。監督が「トラフィック」で脚本を担当していたと知って、ならば期待できるかも?と思って観てみたが・・・複雑というか内容が難しくて
ちょっと途中で混乱しました。(汗)

巨大企業の合併、アラブ某国の後継者問題、ヨーロッパ在住のエネルギーアナリスト、CIA、そしてパキスタン人の労働者。すべての話が同時進行なので
よーく観ていないとわけがわからなくなる・・・と思う。
自分達の目的を達成するためには手段を選ばないってことでCIA工作員役をジョージ・クルーニーが演じていて、ほんとにこんなことが実際に?と言うようなことも。恐ろしいです。

うーーん。
それにしても複雑で難しすぎてついていけない。(大汗)
面白いことは面白いのですが、感想という感想が書けないかも。
私はアラブ系の顔に弱いので覚えられずに困りました。
Brokeback Mountain その2
Brokeback Mountain を初日(3/4)のシネマライズで鑑賞。

普段はポスターやらパンフレットの類いは全く買わないのだけれど、
今回はUS版ポスターとパンフレットをしっかり購入。
フレーム買ってないのでまだポスター飾ってませんが。
劇場でしか手に入らないのかと思っていたらワイズ・ポリシーのサイトでも
購入できましたね。

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ストーリー

1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。羊の放牧管理の仕事を得た20歳の青年イニスとジャックは、大自然の中でひと夏をともに過ごす。全くの初対面だったが、厳しいキャンプ生活のなか、お互いを助け合ううちに芽生えた不器用な二人の友情が、やがて男同士の許されない関係へと変化していくまでに、それほど時間はかからなかった。そんな彼等には決して優しくなかった時代に、二人は互いに伴侶を得、子供を授かりながらも、20年間もの間、密かに愛を育んでいく。しかし厳しい社会の現実が彼等の関係に影を落としはじめる。

監督:アン・リー
脚本:ダイアナ・オサナ
   ラリー・マクマートリー
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
出演:ヒース・レジャー
   ジェイク・ジレンホール
   ミシェル・ウィリアムス
   アン・ハサウェイ

上映時間:134分
2005年作品

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どこからどう書いたらいいのかよくわかりません。
なので、思い付いたことからつらつらと書いてみます。
だからちょっと支離滅裂な文章かもしれませんがご容赦下さい。

まずは、映像がとてもきれいでした。
舞台となったワイオミング州ブロークバック・マウンテンの自然が
とても美しくそれを観ているだけでも心洗われるようでした。
冒頭のシーンの(トレイラーでも流れていますが)白い雲と青い空が
とっても印象的です。そこに現れたイニスとジャック。
このふたりのキャスティングは大正解だと映像を観て納得でした。
私はジャック役のジェイクのファンなのだけれど、この映画ではイニス役の
ヒース・レジャーの演技にすっかり目が釘付け。
彼は非常に丁寧にイニスというカウボーイの寡黙で不器用な男を
話し方から動作、しぐさや目線でパーフェクトに演じていた。
彼の演技はまさに、イニスそのものであったと思う。
(アカデミーでオスカー穫れなかったのが本当に残念。)
また、ジャック役のジェイク・ジレンホールは無邪気で明るい
ジャックという愛くるしく繊細な青年を好演。
このふたりのケミストリーは最高だったと思う。
つくづく、奇跡のような映画だと思います。

ところで、この映画を紹介するときに用いられる「ゲイのカウボーイの話」
であるが、私は映画を観ているうちにこのふたりがゲイかどうかってことは
どうでもよくなり、ただただ、二人の愛の軌跡をそばで見守っていた、
という感じがする。

寡黙なイニスと陽気なジャック。
対照的な二人は気持ちの表現も対照的。
ストレートに自分の感情を表現する、自由奔放なジャックに対して、
イニスは常に自分の感情を押し殺している。
ジャックに対する自分の気持ちもどこかで否定しながら
(否定しきれないけれど)生きている。

この現実にどう対処したらいいのか?
ジャックを愛しながらもずっと迷い続けていたと思う。
そのイニスの苦悩が胸に突き刺さる。
自分ではどうすることもできない厳しい現実に立ち向かって
行くことができなかったイニス。
なんとかして愛する人と一緒にいたいと願っていたジャック。

いったいどうすれば一番良かったのだろうか??
それには、答えがないような気がする。
だから、救いがない。

でも、最後の最後でやっと自分の気持ちに素直になれて
ジャックを想って涙を流すイニスがいたように思います。
矛盾しているようですが、もしかしたら、彼の心の安息は
愛する人との別れによって実はやっと訪れたのかもしれないと思う。

彼は自分の家族といても、常に孤独な影がつきまとっているように
私には思えた。そういうイニスが可哀想で目が離せなくて、それでいて
見ていられないような相反する感情を抱いていた。
私は完全にイニスに感情を寄せて映画を観ていた。
彼の外見とは裏腹な、哀しげで弱い部分に何故か引かれていたの
かもしれない。

この映画を観た夜、サントラを聴きながら映画のシーンを思い出していたら
観た直後より、さらに深ーくジワジワと私の心の中にこの映画が
入り込んできて何故か涙が止まらなくなってしまった。
しばらくは、映画のことが頭から離れなくて、ちょっとCrazyな状態が
私の中で続いていました。

正直言って、私はこの映画ものすごく好きです。
まさかこんなに好きになるなんて・・・予想を遥かに超えていました。
自分でも驚いてます。
でもね、この前もちらっと書きましたが、一緒に鑑賞した友人は
「最後まで感情移入できなくて、とても冷めた目で観ていた」
という人だったので、私とは全く違う感想を持っていました。
ほかの人にも、この映画は映画館で観る価値あるの?と
聞かれましたが、私は正直わかりません。
男女のラブストーリーではないし、共感できる部分が
少ないのかもしれないです。
だから、万人向けではないのかもしれません。

しかし、だからといってこの映画がある特定の人たちだけにしか
理解できないってことはないと思う。
人を愛するということに男女の違いはないと思うから。
とは言うものの、映画はどの映画でもそうであるように、
観る人の経験や考え方によって感じかたが違うので、
これも答えはないのでしょうね。

土曜日から全国公開になります。
家の近くのシネコンでも上映されるので、また観て来ます♪
Brokeback Mountain  その1
〜はじまりは リンクしていただいている秋林さんからの情報だった〜

この映画を語るうえでは秋林さんからの情報は無視できませんっ!本当に。
おそらく一番最初にこの映画の情報を知ったのは秋林さんの日記からだと
思います。さっき、ずっとさかのぼって調べたら初出し情報は9月7日。

この時の私の反応と言えば、
ヒース・レジャーは知ってるけどそれほど好きでもないし
ジェイク・ギレンホールにいたっては、え?誰っ?(ひゃ〜!)
という、ものすんごい鈍い反応だったのです。(苦笑)
ゲイのカウボーイの映画ぁ?ふぅ〜ん。アン・リー監督って
「グリーン・ディスティ二ー」の?へぇ〜なんていう感じ。
その後も、秋林さんの日記でたびたび目にするBBM情報。
ゲイの映画かーーどうなんだろうな〜でもちょっと観てみたいかも?
徐々に洗脳されていった感じです。

でも、一番大きかったのはジェイクがかわいかったからだな♪
よくよく考えたら彼の出演作何気なく観てるんですよ。
あの「バブルボーイ」も偶然観てるし(ケーブルTVで)
「グッド・ガール」もレンタルで観た。(ジェイクだという認識なし)
「ドニー・ダーコ」も話題になっていたから、もちろんレンタルで鑑賞済み。なのに、ジェイクってことを全く覚えてない!
きっと私の好みじゃなかったんだな、その頃のジェイクは。

それで、初めて彼だってことを認識したうえで
「プルーフ・オブ・マイライフ」を観て、
あら、ジェイク・ギレンホールってかわいいじゃない?(笑)
というところからはじまり、続けて「Jarhead」も鑑賞しちゃいましたので、私の興味は一気にBBMへと向かって行ってしまったわけです。
原作を読み、サントラも気に入ったので聴きまくり、この物語が映像では
どうなっているんだろう?とすごい期待をして公開日を待ち望んでいました。
近年、これだけ公開が待ち遠しかった映画ってないです。マジで。
前売り券買って、席まで予約して観る、なんてないですから。
だけど、おかしなものでこれだけ期待していると、「期待はずれ」
に終わるんじゃないか?って。普通に観たら、良かった〜って映画でも
期待し過ぎると、な〜んだ!この程度かってことがあるでしょう?
そんなことになりはしないか?と途中から心配になってきてしまいました。
あまり期待しちゃいけない!と自分に言い聞かせたりして・・・。
この期待度と同じ位落胆するってこともあるわけだよなぁぁぁ。

とまぁ、期待と不安の入り交じった不安定な状態で公開日を迎えました。
しかし、すべては杞憂に終わりました。

つづく
Brokeback Mountain Original Soundtrack
映画の話を書く前にサントラのことを書いておこうと思う。

映画を観る前に、アメリカ版のサントラを購入してすでに聴いていた私。
このスコアを書いているグスターボ・サンタオラヤだけれど、
最近目覚ましい活躍ぶりである。
それも、Focus Feature の作品のサントラを連続で手掛けている。
私が最初に彼のことを知ったのが
「モーターサイクル・ダイアリーズ」であった。
このサントラも主題曲もギターの演奏ですんごく好き。
グスターボはスコアと主題曲も作曲していました。
去年のアカデミーで楽曲賞を受賞しています。
とにかくこの曲は良いよーー。「Al Otro Lado Del Rio」
ここのtrack listingの一番最後の曲です。全曲試聴できます。

http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=3086126

私の場合、映画が気に入るとたいていサントラも気に入って購入する。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」は劇場で観て、DVD買って、
サントラも買ってーーというパーフェクトコースだった。

「アモーレス・ぺロス」「21グラム」モーターサイクル・ダイアリーズ」
「スタンド・アップ」を手掛け、そして「ブロークバック・マウンテン」で
オスカー受賞。素晴らしい!彼の受賞は本当にうれしかったなぁ。
これが彼の代表作になりましたね。
スコアはすべて彼が手掛けていますが、それ以外にも楽曲で
「I don’t want to Say Goodbye」 も作曲しています。
その他の楽曲については歌手の人の名前をひとりも知りませんでした・・・。
ジャンル的にはカントリーになるんですかね。

アコースティックギターの音が、映画の中の自然の風景とマッチしていて、
あのギターの音を聴いただけで情景が浮かんできます。
オープニングのアコースティックギターの演奏が
もうすでに泣かせる音である。
最初のこのスコアでじぃぃーーんときてしまう。
アコースティックギターなんて、最近じっくり聴くことがないから
かなり新鮮に感じた。
そして、あのギターの音がこの映画の世界観を表しているのだなと思った。
シンプルで静かで心に響く音楽。

このサントラの中でひとつだけ好きな曲をあげるとしたら、
16曲目の「The Maker Makes」を迷わずあげる。
おそらく、かなりの人がこの曲好きなんじゃないかな?
これはとても印象深い曲です。
一度聴いたら忘れられない。
耳から離れない。
演奏はピアノだけでメロディーがきれいなのはもちろんですが、
とにかく彼の声が頭に残る。
どこかにひっかかる感じとでも言うのでしょうか?
悲しい胸の奥をそっとなでるような、そんなメロディーと声なのです。
映画のシーンを思い出して、聴いているだけで涙が出てきます。

歌っているのは Rufus Wainwright (ルーファス・ウェインライト)
私、全く彼の情報を知らなかったので調べていたら・・・
彼は14歳で自分がゲイであることを自覚し、
18歳で家族に打ち明けたそうである。
偶然といえば偶然であるが、私がおぉぉ〜!とかなり驚いてしまったのは
言うまでもない。

劇場では一番最後のエンドロールが流れているときにかかっていました。
さっさと劇場出ちゃうと聞き逃すので、じっくり聴いて余韻に浸ってから
映画館をあとにしてほしいです。

〜Brokeback Mountaina Soundtrack〜

Track Listings
1.Opening - Gustavo Santaolalla
2.He Was A Friend Of Mine - Willie Nelson
3.Brokeback Mountain #1 - Gustavo Santaolalla
4.I Will Never Let You Go
5.Love That Will Never Grow Old, A - Emmylou Harris
6.Snow - Gustavo Santaolalla
7.Devil’s Right Hand - Steve Earle
8.No One’s Gonna Love You Like Me - Mary McBride
9.Brokeback Mountain #2 - Gustavo Santaolalla
10.King Of The Road - Teddy Thompson/Rufus Wainwright
11.Riding Horses - Gustavo Santaolalla
12.I Don’t Want You To Say Goodbye - Teddy Thompson
13.Angel Went Up In Flames, An - Gustavo Santaolalla
14.It’s So Easy - Linda Ronstadt
15.Brokeback Mountain #3 - Gustavo Santaolalla
16.Maker Makes - Rufus Wainwright
17.Wings, The - Gustavo Santaolalla

ここで全曲試聴できます♪

http://www.towerrecords.com/product.aspx?pfid=3328080
かなり楽しめました。
今年はリンクさせていただいているみなさんの
第4回アカデミー賞予想大会に参加させていただきました。
まりゅうさん、tkrさん、秋林さん、ありがとうございました。

結果的には秋林さんダントツトップでしたね。
さすがです。
私も2位で嬉しかったです。

結果はどうあれ、こういう風に真剣に賞予想したことがなかったので、
かなり楽しめました。ほんとに。
今年は特に「ブロークバック・マウンテン」という作品に肩入れ
していたので余計にだったのですけれど。

しかし、あらためて受賞リストを見るとすごいですね。
何がって、主要5部門がぜーーーんぶ違う作品で受賞。

作品賞「クラッシュ」
監督賞「ブロークバック・マウンテン」
主演男優「カポーティ」
主演女優「ウォーク・ザ・ライン」
助演男優「シリアナ」
助演女優「ナイロビの蜂」

39年ぶり3回目だってね。こういう現象。
みんなに平等に賞あげよっか!って打ち合わせしたみたいだ。
まぁ、いいんですけどね。

ところで、私の素朴な疑問のいくつかは、こうなりました。

その1:ジェイクは誰を同伴して来るのか??
    またまた姉さん?それともキルスティン?それとも違うひとぉ?

答え→ わからなかった。
    レッドカーペットでの取材もひとりだったし式の最中に
    隣に座っていた人は誰だろ?でも、ガールフレンドじゃあ
    なかったと思う。
    ちなみに姉さんのマギーはピーター・サースガードと一緒に 
    並んで座ってましたね。

その2:ジェイクはまた蝶ネクタイ?

答え → 蝶ネクタイでした。
     若い人で蝶ネクタイしてる人ってあんまりいないでしょう?
     BAFTAの授賞式の写真を観た時に、ちょっと違和感を感じて。
     でも、見なれると悪くないね。     

その3:ジョン・スチュワートっていうホストはどうなのよ?

答え → 昨日書いたけど、可もなく不可もなく。
     でも、視聴率は悪かったらしいですね。
   
その4:”ありがとうメッセージリスト”禁止らしいが、本当か?
    サンキューを言わなきゃならん人のリストをポケットから出したら
    演奏が始まるっていう話だが・・・。
    つまり、退場してくださーいってこと。

答え → ありがとうメッセージは手短に!ってんで、トム・ハンクス出演で
     ビデオまで作って流してました。
     トムが延々とサンキューメッセージを言っていると周りを
     オーケストラの人が囲んで思いきり演奏し、しまいには
     ビオラでぶっ叩かれるという・・・。
     何もそこまでしなくても、ねぇ。
     そのビデオが効いたかどうか?だが、スピーチは短めでした。

その5:受賞者のスピーチは??
    
答え  →ジョージ・クルーニーが最初っから飛ばしてくれた。
     助演男優賞を受賞して
     「これで監督賞はないってことだな」(爆笑)

あと・・・バックステージインタビューでアン・リー監督が
ヒース・レジャーは受賞を逃したがどうおもうか?みたいな質問に
答えて

〜彼は映画史に残る素晴らしい演技をした。
 それは彼独特のとてもオリジナリティーに溢れた演技で
 素晴らしいものだった。
 たとえ受賞を逃しても私の彼に対する評価は全く変わらない。
 彼に会ったら君は僕にとって大切な存在だと言って抱きしめたい〜

 というようなことを言っておられました。
 良かったね〜ヒース。

ところで、「ブロークバック・マウンテン」の感想を今週中には
書きたいのですが、ものすごく思い入れが強くなり過ぎて、
冷静な感想が書けそうにない・・・。困った。
あらら。
集計は自分でやるんでしたね?(大汗)

<ルール>
「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「主演女優賞」「脚本賞」「脚色賞」「長編アニメ映画賞」「外国語映画賞」の予想をし、本命が当たれば3点、次点が当たれば1点。総得点で勝負。

結果(カテゴリー名横)と自分の予想(◎本命、○次点)

<作品賞> クラッシュ(1)
◎ブロークバック・マウンテン
○クラッシュ

<監督賞> アン・リー(3)
◎アン・リー
○べネット・ミラー

<主演男優賞> フィリップ・シーモア・ホフマン(1)
◎ヒース・レジャー
○フィリップ・シーモア・ホフマン

<主演女優賞> リース・ウィザースプーン(3)
◎リース・ウィザースプーン
○フェリシティ・ハフマン

<助演男優賞> ジョージ・クルーニー(3)
◎ジョージ・クルーニー
○ジェイク・ジレンホール

<助演女優賞>レイチェル・ワイズ (3)
◎レイチェル・ワイズ
○ミシェル・ウィリアムス

<脚本賞> 「クラッシュ」(3)
◎「クラッシュ」
○「ブロークバック・マウンテン」

<脚色賞> 「ブロークバック・マウンテン」(3)
◎「ブロークバック・マウンテン」
○「グッドナイト アンド グッドラック」

<長編アニメ映画賞>「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ」 (3)
◎「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ」
○「コープス・ブライド」

<外国語映画賞> 「Tsotsi」(1)
◎「Paradise Now」
○「Tsotsi」

合計  24点

*作品賞、主演男優賞、外国語映画賞を外しました・・・。
主演男優はたぶんフィリップ・シーモア・ホフマンだと思っていたのですが
ヒースにはBBMでの素晴らしい演技に敬意を表して?本命に入れました。
作品賞が外れたのがなぁ〜〜悔しいですねぇ。
でも、終わってみればアカデミー好みにきれいに収まったのかな?
という気もする。
Brokeback Mountain 作品賞逃す!
集計はまりゅうさんにおまかせするとして、(苦笑)
私は勝手に感想その他を書きたいと思います。

授賞式全体として見た場合、今回のホスト役ジョン・スチュワートは
可もなく不可もなく、変に浮き足立ってなくて落ち着いた感じで
まぁ良かったんじゃないかなと思います。
(華やかさには欠けるが・・・。)

それにしても、「ブロークバック・マウンテン」チーム俳優陣は
全部受賞逃しましたね。。。
ヒース・レジャーは、本当に今回は受賞しても絶対におかしく
ないくらいの演技をしていたと思うので穫って欲しかった。
だからギリギリに本命に変えたんですけれどね。
でも、フィリップ・シーモア・ホフマンはその上を行って
いたんでしょう。すなおにおめでとうと言いたい。
助演男優賞にしても、ジョージ・クルーニーが受賞したことで
なんとなく会場がホッとしたというか、良かったよね〜っというか
みんなが納得したかのような雰囲気があったと思う。
一番最初の発表だっただけに、ジョージが受賞して
なんとなく安心感があったように思います。

ヒース 26歳、ジェイク 25歳まだまだふたりとも若いっ!
今回のBBMの仕事でアカデミー賞にノミネートもされて
これで自分にさらに自信を持ったと思うんだよね。
これから、もっと才能を開花させて素晴らしい演技で私たちを
驚かせて欲しい。それでそのうえで今度はふたりで主演男優に
ノミネートされて争うくらいになって欲しいですね。
キャーー!でも、本当にそんなことになったらどうしよう??

あと、BBMチームは順当に脚色賞、作曲賞穫りましたね。
どちらの賞も絶対に穫るだけの価値があると思っていたので
すごく嬉しかったです。

監督賞はアン・リーが受賞して本当に嬉しかったです。
彼は受賞して当然だと思いました。
BBM観て本当に心動かされました。
あんなきれいな映画を作る人だとは知らなかった。
私はあの映画を観てから誰かとあの映画の話をしたくて仕方がない。
なのに、一緒に観に行った友人に

「ずっと感情移入できなくて、最後まで冷めた目で観てた」

と言われて、どうしよう?って思った。
私とはあまりにも感じ方が違い過ぎて、正直困りました。
それで、友人とはBBMの話ができずに封印して家に帰って来ました。

しかし、作品賞逃したのはやはりショックです。
テレビ見ながら、えぇぇ〜〜〜?っと愕然としてしまいました。
もう、絶対に固いと思っていただけにねぇ。
「クラッシュ」チームと「ブロークバック・マウンテン」チームは通路
挟んですぐ隣に座っていたので、受賞の瞬間の”温度差”が妙に眼に焼き
付いてます。
ジェイクがちぢこまって「クラッシュ」チームを見てたよ・・・。

やはり保守的なアカデミーはBBMに監督賞はあげても
作品賞はあげないよっ!と思ったのだろうか?
いい映画なのになぁぁ。
あーー私のストレスは解消されず残ったままです。
アカデミー賞予想、ひとつ変更させて下さい。
<監督賞>
対抗:べネット・ミラー「カポーティ」へ変更です。

お願いします。
間に合わなければそのままで結構です。
初めての参加になります、アカデミー賞予想。
みなさまよろしくお願いします。

さて、私のいろいろ迷った挙げ句の最終予想です。
ちょっとコメント付き。

<作品賞>
本命:「ブロークバック・マウンテン」
対抗:「クラッシュ」
 
 *両方観ましたが、「ブロークバック・マウンテン」が私は断然好き。
  
<監督賞>
本命:アン・リー「ブロークバック・マウンテン」
対抗:スティーブン・スピルバーグ「ミュンヘン」
 
 *本命はアン・リーで固いです。彼の演出は最高に素晴らしかった。
  
<主演男優賞>
本命:ヒース・レジャー「ブロークバック・マウンテン」
対抗:フィリップ・シーモア・ホフマン「カポーティ」

  *ここは対抗と本命チェンジしました。フィリップ・シーモア・ホフマン
   はきっと受賞する価値がある演技しているのだろうと思うけれど、私は
   「ブロークバック・マウンテン」のヒースに1票入れたいっ!

<主演女優賞>
本命:リース・ウィザースプーン「ウォーク・ザ・ライン」
対抗:フェリシティ・ハフマン「トランスアメリカ」

 *ここは固いと思います。でも、実は今回のこのカテゴリーにノミネート
  されたひとたちあんまり興味ない(好みじゃない)感じです。。。
  
<助演男優賞>
本命:ジョージ・クルーニー「シリアナ」
対抗:ジェイク・ジレンホール「ブロークバック・マウンテン」

 *ここ、秋林さんと同じ叫びで良いですか?
  「実はジェイクに穫って欲しいのっ!」
  本当はジェイクに穫って欲しい&あげたいのですが、まだまだこれから 
  チャンスはいくらでもあると思うし、楽しみは先にとっておく。
  もちろん彼が受賞したらこのうえないヨロコビーーー!なのですが。
  BBM本当に良かった・・・。思い出しただけで泣ける。

<助演女優賞>
本命:レイチェル・ワイズ「ナイロビの蜂」
対抗:キャサリン・キーナー「カポーティ」

 *やはり本命は変わらず。対抗はキャサリン・キーナーにしてみました。
  ミシェルと迷ったのですが、好きなので入れてみた。

<脚本賞>
本命:「クラッシュ」
対抗:「ブロークバック・マウンテン」
 
 *これは「クラッシュ」で決まりでしょうね。

<脚色賞
本命:「ブロークバック・マウンテン」
対抗:「グッドナイト アンド グッドラック」

<長編アニメ映画賞>
本命:「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ」
対抗:「コープス・ブライド」

<外国語映画賞>
本命:「Paradise Now」
対抗:「Tsotsi」

 *ここはよくわからないので勘です。
  「Paradise Now」に受賞させないで!みたいな抗議があったとどこかで
  読んだのですが、あえてこのままにしておきます。

こんな感じです。
明日は・・・実はお休みとりましたーー!(笑)
だから、朝からテレビにかじりついて鑑賞します。
誰が受賞するのか?っていうのは一番興味のあるところですが
他にもレッドカーペットを誰が誰とどんなドレスで歩いてくるのか?
っつーのもすごく興味のあることで、特にミーハーな興味として・・・

その1:ジェイクは誰を同伴して来るのか??
    またまた姉さん?それともキルスティン?それとも違うひとぉ?

その2:ジェイクはまた蝶ネクタイ?

その3:ジョン・スチュワートっていうホストはどうなのよ?
    さっき、CNNのラリー・キングライブに出てました、この人。
    なんかすごくリラックスした感じですけどね。

その4:”ありがとうメッセージリスト”禁止らしいが、本当か?
    サンキューを言わなきゃならん人のリストをポケットから出したら
    演奏が始まるっていう話だが・・・。
    つまり、退場してくださーいってこと。

その5:受賞者のスピーチは??
    その前に誰が受賞するか?なんですけどね。
   

今、インターネットカフェでこの日記を書いています。
初めて来たよ。
小さな小部屋でこそこそ?と書いてます。

なんでこんなところで書いてるかというとーーーー
また、私のMacが調子悪くなって、土曜日から起動
できなくなってしまいました。
画面真っ青な状態から全く変わらず・・・。

この前 HDD交換したばっかだし、
まさかHDDが原因じゃあないよなぁぁ。
しかし、ありとあらゆる方法で起動を試みるも
全くダメ。

仕方なしに、また銀座Mac Storeのカウンターに
持っていって見てもらいました。

そしたら、なんとまた!!
交換したばっかのHDDがダメだって。
どうやら『ハズレ』のHDDに当たってしまったようです。

「こんなことあんまりないんですけどねぇ」って、
そうだろーなー。ガックリ。
まぁ、この前交換したばかりで90日間は保障期間なので
無償で交換してくれるっていうんで預けてきた。

・・・と前置きが長くなってすみません。
アカデミー予想参加します!と思い切り宣言したのに
このままじゃ2月中にアップできん!!と思い
一日過ぎたけど許されるかな?と思って
雨の中インターネットカフェまで来たわけです。

そしたら、締め切り延びたのねーー?
ホッ。
みなさんの予想を見て、なるほどぉぉと思いながら
自分の予想もとりあえずアップしておきます。
まだ変更するかもですが・・・。

3月1日現在の予想

<作品賞>

◎ブロークバック・マウンテン
○クラッシュ

 *ここまで盛り上がったら「ブロークバック・マウンテン」
  でしょう。なんか予想以上の盛り上がりにびっくり。

<監督賞>

◎アン・リー
○スティーブン・スピルバーグ

 *アン・リーに獲って欲しい。今回はいけると思う。

<主演男優賞>

◎フィリップ・シーモア・ホフマン
○ヒース・レジャー

 *実はヒースを本命にしようかどうしようか迷っています。
  ホアキンはないと思う。ブロークバック・マウンテンが
  作品、監督、を受賞したらここも受賞の可能性は高いと
  思うのですが・・・まだ迷っています。

<主演女優賞>

◎リース・ウィザースプーン
○フェリシティ・ハフマン
 
 *ここは決まり。

<助演男優賞>
◎ジョージ・クルーニー
○ジェイク・ジレンホール

 *最初はポール・ジアマッティ本命!と思っていたのだけれど
  ジョージが3部門ノミネートされてて、唯一獲れそうなのは?  ここなので、となるとジョージかなぁと。対抗はポールかな  ぁ?ちょっとまだ迷ってます。

<助演女優賞>
◎レイチェル・ワイズ
○考え中

 *本命はレイチェル・ワイズ。
  しかし、対抗が決まりません。ミシェルのような気もするの  だけど・・・うーーん。
  

<脚本賞>
◎「クラッシュ」
○「ブロークバック・マウンテン」

 *これは「クラッシュ」で決まりでしょうね。

<脚色賞>
◎「ブロークバック・マウンテン」
○「グッドナイト アンド グッドラック」

 *「ブロークバック・マウンテン」だと思う。

<長編アニメ映画賞>
◎「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ」
○「コープス・ブライド」

 *ここは「ウォレスとグルミット」評判いいから。 

<外国語映画賞>
◎「Paradise Now」
○「Tsotsi」

 *ここはよくわからないので勘です。

とりあえず、こんなところですかね。

あともうひとつ。
秋林さんもふれていましたが、私もオリジナル・スコアは
「ブロークバック・マウンテン」だと思います。

Gustavo Santaolalla(グスターボ・サンタオラヤ)
って「モーターサイクル・ダイアリーズ」とか
「21グラム」とか手がけていて最近すごく活躍している人。
私はすごく好きなので、ぜひ受賞して欲しい。
最近、毎日「ブロークバック・マウンテン」のサントラ聴いて
ます。アコースティックギターが泣ける。
サントラについてはまだ別に書きたいと思っています。
ヴェニスの商人 〜The Marchant of Venice〜
今週は新作で観たいものも特になく、なんとなくポッカリ間があいた感じ。
いつものように下高井戸シネマにて鑑賞。

***********************************
ストーリー

1596年のヴェニス。
ヨーロッパの貿易の中枢として栄えたこの運河の街で、土地を持つことを許されないユダヤ人たちは、ゲットーの中に隔離される生活を余儀なくされ、金貸し業を営んでいた。シャイロック(アル・パチーノ)も、そんな金貸しのひとりだ。キリスト教徒の暴行の恐怖にさらされるユダヤ人たち。シャイロックも例外ではなく、顔見知りの貿易商アントーニオ(ジェレミー・アイアンズ)から、顔にツバをはきかけられる屈辱を味わう。

アントーニオの年下の親友バッサーニオ(ジョセフ・ファインズ)は放蕩生活で財産を使い果たしてしまった。しかし、ベルモントに住む美しい女相続人ポーシャ(リン・コリンズ)に求婚するための資金を借りようと、アントーニオの元へやって来た。が、アントーニオの全財産は、いまは船の積荷となって、世界中の海に散らばっている。そこでアントーニオは、自分が保証人となり、シャイロックから金を借りることを提案。シャイロックは、3000ダカットもの大金を無利子で貸すことを承諾した。ただし、「3カ月の期限内に借金が返せなかったら、アントーニオの肉1ポンドを引き替えにもらう」という条件付きであった。常軌を逸したシャイロックの申し出に、アントーニオはたじろぐが、積荷が期限内に戻ると信じる彼は、バッサーニオの幸せのために、この条件を承諾した。

バッサー二オとポーシャ(リン・コリンズ)はめでたく結ばれることとなり、祝いの宴が盛大に催されているところへ,アントーニオの船がすべて沈没してしまった知らせが届く。

***********************************

原作:ウィリアム・シェイクスピア
監督,脚本:マイケル ラドフォード
キャスト:アル パチーノ
     ジェレミー アイアンズ
     ジョセフ ファインズ
     リン コリンズ
上映時間:138分

『ヴェニスの商人」
私はこのタイトルは知っていたが、原作を読んでいなかったので
恥ずかしながらストーリーを全く知らなかった。

とにかく、凄いの一言。

いろんな要素がそれこそギュッと詰まった映画。
ただ、ユダヤ人というだけで迫害を受け,
キリスト教信者たちの酷い仕打ちに耐え忍ぶしか
ないユダヤ人たち。
シャイロックのキリスト教徒に対する積年の恨みは
肉1ポンドを奪うことで晴らされようとしていた。
終盤の法廷シーンの息をのむ展開に、スクリーンに釘付け。
意外なドンデン返しにはシャイロック同様,言葉もなく唸るのみであった。
非常に見応えのある作品でした。おすすめです。
今週は寝ないで観れた。

しかし,よく出来ているなぁ。
原作が素晴らしいのは当然だが,
キャストもまさにピッタリで,ハマっていたと思う。
アル・パチーノはやっぱり迫力あるっていうか、
ヨレヨレのクタクタぶりが凄かったです。
ひとつ気になったのは、ジェレミー・アイアンズ扮する
アントーニオとバッサーニオの関係が・・・?
え?男同士で?アントーニオの目が危ない、と思っていたのは
私だけではないと思う。あの二人は・・・。
バッサーニオはしかも結婚するというのに。

あと、他の出演者でこの人どっかで観たことあるっ!!
と思って気になって気になってしばらく映画に集中できなくて困った。
途中で思い出したのだが、「ラブ・アクチュアリー」のおいぼれロッカー
のマネージャー役の人と、ウィスコンシン州に行って彼女を見つけて来た
男の子が出てました。だからといって別にどうってこともないんですが。
オスカーデータいろいろ
ちょっと調べたいことがあってここを見ていたんだけれど
いろいろなデータがあるので、ついつい長時間見てしまった。

http://www.oscars.org/index.html

例えば・・・

*主演男優賞と主演女優賞が同じ映画からの受賞だった年(全7回)

*作品賞と監督賞が同じ作品から選ばれなかった年(全20回)

*最年長と最年少の主演男優賞受賞者
  ヘンリー・フォンダ   76歳
  エイドリアン・ブロディ 29歳

 ヒース・レジャー 26歳はどうなんでしょうか??
 ちなみにアメリカの映画雑誌「プレミア」では
 主演男優賞はヒース・レジャーと予想してました。
 うーーーーーーーーーむ。

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